隠した想い【ヒロアカ】 (ページ26)

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23話：レスキュー訓練ページ26

教室に付いてからもAは水を掛けられたり殴られたりしたが、Aは余裕のある顔をしている。

それから相澤先生が来てバスでUSJに行くことになった。

切島「やっぱ激しい個性って言ったら爆豪だよな！」

上鳴「あと轟！」

その言葉にピクリと眉を動かす轟。
対して爆豪は澄ました顔で言う。

爆豪「当たり前だろ」

蛙吹「けど、爆豪ちゃんは怒鳴ってばかりだから人気出なさそう」

口元に人差し指を当てて言う蛙吹に爆豪は怒鳴り声に近い声で蛙吹を睨んで叫ぶ。

爆豪「あぁ!?なんだとゴラァ！出すわッ！」

蛙吹「ほら」

自身に対して怒鳴る爆豪に怯えること無く、爆豪を指差して言う蛙吹。

そんな中Aは『From devil』の撒き散らし紙の文字の雰囲気を考えていた。

貴方(普通に書くのも良いが、血の様に所々文字が垂れてる方が良いよな。

…それはともかく、何故か嫌な予感がする。
…もし、何かあってソイツが悪なら…

私は…)

そう考え自然と拳に力が入る。
すると相澤先生がもうすぐUSJに着くことを伝える。

…それと同時にUSJにバスが止まる。
そして、A達はプロヒーロー13号の話を聞く。

13号「個性は人を助ける事が出来ますが、それと同時に人を殺す事が出来ます。

更に最近は殺人事件が起きています。善良なヒーローと議員が殺されています。…皆さんも気を付けてくださいね」

貴方『…善良…だと…』

13号の『善良』と言う言葉に唇を噛み締め、拳を握るA。悔しいのだ。嫌なのだ。

悪党が…善良と呼ばれている事が。
…瞬間。Aが何者かの気配に気付いた時、相澤先生がすぐさま叫んだ。

相澤「一塊で動くな！

…あれは……ヴィランだ…」