嫉妬【う/ら/た/ぬ/き】 ページ48
じとーーーーっ。
私は今、彼氏であるうらたさんをガン見しています。
そんなうらたさんは残念ながらゲーム中。
お友達とネットを通じてしてるみたいだけど…
せっかくのお休みなんだから構ってくれたっていいじゃん!!!
そんな意味を込めてずっと見つめてるのに、ちっとも反応がない。
むしろ、私がいることなんか忘れているかのように楽しそうで。
「(次の動画撮影でゲーム大会するからって言ってたけど…)」
寂しいものは寂しい。
遂に近付いて、つんつんってしてみる。
こそばゆいのか少しばかり肩が上がった気がした。
「ねーえーまだ終わんない?」
「…仕方ねえじゃん仕事のためなんだからよ」
…むぅ。
それなら私がいない時でいいじゃん、と愚痴を零しつつ自分の部屋に戻る。
同棲はしてるけど、そりゃ自分の部屋はあるよ?うらたさんってばキャリアマン…?だからね!
「…そっか、たくさんお仕事してくれてるのに邪魔ばっかりしちゃダメだよね」
寂しい気持ちをぐっと堪えて、私は気晴らしに駅前まで出かけた。
駅前はカフェとか、可愛い雑貨屋さんとか、色々な店があるから暇つぶしにはもってこい!
どこへ行こうかな、と考えながら歩いていたら見覚えのある男の人にしては少し低めで、紫の髪色の人。
「志麻くんじゃん!!やっほい!」
「ちょ、お前バレたらどうすんねん!…あぁもう、こい!」
「わわっ、」
そうだった。志麻くんは人気歌い手さんだった…ごめん!
周りをよく見てみても、どうやら気付いている人はいなさそうだけど、誰が聞いているかわからないので逃げる。
志麻くんは私の腕を引っ張ると猛ダッシュで志麻くんの家へ向かった。
「っはぁ、はぁ…」
「ごめ、志麻く、」
「もうほんま気ぃつけてや?!
…無理やり連れてきてもうたし、どうせやったら上がってくか?」
志麻くん家の玄関の前まで来て入らないっていうのもなんだかなぁ…
よし、どうせ暇してたんだし
「じゃあ、お言葉に甘えて?」
「なんで疑問形やねん。ほれ、どーぞ」
「お邪魔しまーす!!」
…志麻くんと遊ぶくらい、いいよね?
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閲覧ありがとうございます⸜( ˙▿˙ )⸝
題名のセンス皆無ですねあはは
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こっとん(プロフ) - ゆるさん» コメントありがとうございます♪ 更新続けさせていただきます!!マイペースに頑張って行きますので、続編もよろしくお願いします! (2019年1月25日 17時) (レス) id: 76e3d99d4e (このIDを非表示/違反報告)
こっとん(プロフ) - しゅがー@こたぬきさん» コメントありがとうございます〜 ああああ温かいコメントが元気の源です… 頑張りますので、どうぞこれからもよろしくお願いします! (2019年1月25日 17時) (レス) id: 76e3d99d4e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - たのしんでるので、がんばって更新続けてください!もちろん自分のペースでゆっくりゆっくり・・・私はいつまでも待ち続けますよ! (2019年1月23日 21時) (レス) id: 8533be78e2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがー@こたぬき - 面白いです!いい作品で読んでいて楽しいです!無理せずに頑張ってください! (2019年1月23日 20時) (レス) id: 1f604a1e22 (このIDを非表示/違反報告)
こっとん(プロフ) - ハゲつるマン@19830617さん» わわっ、ハゲつるマンさんからコメントが!???!めちゃくちゃ嬉しいです、、!なるほど、そういった考え方もあるんですね。もう少し考えてみます、貴重なご意見ありがとうございましたm(_ _)m (2019年1月23日 20時) (レス) id: 76e3d99d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こっとん | 作成日時:2018年10月11日 17時