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You side
春休みは祐基と遊びに行ったり、
お互いの家で勉強したりして過ごしてあっという間に終わった。
『もう3年やん…』
祐基 「やだなー受験…」
受験よりも私はクラスの方が心配やな…
いつメンは全員文系。
私と海は国文。
華菜、凛、拓弥、太陽、稜雅、祐基は私文。
文系が3クラスあって、国文1クラス、私文1クラス、混合が1クラス。
だからそれぞれ同じクラスになる可能性はある。
『海とだけは同じクラスになりたくない』
祐基 「それ海がいないところで言ったらほんとの悪口だよ笑」
『いいもん、悪口やから』
海 「聞こえてるからな？」
『うわっ』
『あ、凛おはよー♪』
凛 「おはよ笑」
海 「まあ別に凛と同じクラスになれさえすればいいけど」
『離れろ離れろ離れろ…』
海 「お前な…」
まずは2年の時の教室に入って、そこからクラス発表がされる。
「小笠原、3組」
海 「え、3組って国文クラスじゃん」
海 「うわっ、最悪」
『うぇーーい♪』
海は凛と同じになる可能性がなくなった。
「草川、2組」
「芹沢、2組」
「早川、2組」
華菜 「来た！！凛同じ！！」
凛 「あーよかったー…安心…笑」
「船津、1組」
「松尾、2組」
「村田、1組」
祐基 「また稜雅と一緒？笑」
『ちょっ、担任！私は？』
「あ、飛ばしとったわ」
「Aはー、2組」
『よっしゃあああ！』
華菜と凛と同じ！！
拓弥と太陽も同じやからなんか複雑やけど……
「あ、間違えた、3組」
『はぁぁあ！？』
『え、海と一緒！？』
『え、ほんまに最悪やん』
海 「なんでAなんだよ…」
『こっちのセリフやわ』
高校最後の年は最悪の幕開けのようです。
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作者名：たれめ | 作成日時：2021年7月8日 11時
