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You side
『さよなら北海道ー！！』
華菜 「ありがとー！」
凛 「ばいばーい！」
泣きそうになりながら北海道に別れを告げる。
とはいえ悲しんでたのは一瞬で、
はしゃぎまくって疲れてた私たち3人は、
離陸して10分くらいで眠りについていた。
凛 「Aー着いたよー」
『んー…まだ寝る…zzz』
華菜 「あかんって笑」
華菜 「降りるで」
着陸ってわりと衝撃あると思うけど、私は気付かず爆睡。
『ねむ…』
眠い目を擦りながら飛行機を降りる。
拓弥 「お前寝顔ブサイクだな」
『は！？』
拓弥 「半目で口開いてたぞ」
『そんな時はそっとタオルかけといて』
拓弥 「次見たら白い布かけとくわ」
『殺すな』
腹立つ拓弥のせいで目覚めたし…
「はい、荷物取ったらそのまま解散やからな」
「気ぃつけて帰れよー」
『ばいばーい』
「さよならやろ」
『私が言うわけないやん』
お父さんが迎えに来てくれるらしいから私と祐基と稜雅は車で、
太陽もお父さんが会社帰りに寄ってくれるらしい。
華菜、凛、海、拓弥は電車で帰って行った。
祐基 「おじさん仕事帰り？」
『いや、今日は休みらしい』
稜雅 「休みなのに来てくれんの？」
『最近優しいねんお父さん』
車待ち4人で話してるつもりが、太陽がなかなか話に入ってこなくて、
稜雅と祐基が飲み物を買いに行った時に話しかけた。
『太陽？』
太陽 「っん？なにっ？」
『いや、なんかボーッとしてんなーって』
太陽 「そう…？」
『………私のせい？』
太陽 「えっ！ いや……」
『私のせいなら……嬉しい』
太陽 「え…？」
『私のこと考えてくれてるんやったら……嬉しい』
太陽 「っ…」
頭の中から私のことが離れなくなったらいいのに。
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作者名：たれめ | 作成日時：2021年7月8日 11時
