派手と恋 part3 (ページ16)

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You side

ふれあいコーナーで大満足したらしい凛は

お土産を買うためにお店に入っていった。

凛「Aー、華菜ー」

凛「これかわいくない？」

お店の中で目をキラキラさせながら見せてきたのは、

ちっちゃな動物のマスコット。

凛「私ペンギン買おうかな」

『なにこれ！お肉！かわいい！』

そのマスコットは動物たちが何かしらにかぶりついていて、

私が見つけたのはお肉にかぶりついてるユキヒョウ。

『私これ買う！』

凛よりも悩まず即決した私は速攻レジに行って手に入れた。

『かわいい…』

結局凛はペンギン、華菜はレッサーパンダを買っていて、3人お揃いに。

『久しぶりにインスタ乗っけよ』

華菜「最近活動してなかったもんな」

『なんかめんどくさくなって笑』

3人で撮った写真をインスタにアップして大満足。

動物は怖かったけど、この子を買えたからまあいっか。

あっという間に旭川に居れる時間は過ぎて、バスで小樽へ。

『小樽〜♪小樽〜♪』

華菜「ご機嫌やん」

『この子のおかげ！』

ちまっとしたマスコットやけど、それがたまらないユキヒョウちゃん。

拓弥「小学生かよ笑」

『この歳になってこそ、この良さがわかるねんて…』

華菜「ばーさんになった笑」

太陽「俺もそーゆーちまっとしたの好きやで笑」

………一瞬、ちまっとしたのになろっかなって思った私は変ですか。

華菜「A、今Aが考えてることおかしいで…笑」

『え、ちまっとしたのになりたいって思ってたんバレた？』

華菜「バレバレや」

『やっぱ変？』

華菜「うん」

拓弥「あいつら何コソコソしてんの？」

太陽「さぁ？笑」

華菜「聞かん方が2人のためやわ……」

身長160cm以上ある私ってちまっとしてなくない…？

華菜「そろそろちまっとから離れ」

『だって…』

華菜「考えるだけ無駄やわ」

呆れてる華菜と頭にハテナが浮かんでる拓弥と太陽。

私のせいでバスの中はカオスだったようです。

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