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EP33 ページ35

貴方side


現場に着くと遠目に松田くんが見えた気がした。

貴(そういえば、松田くんと萩原くんは爆弾処理班

に配属するって言ってたわね……もしかして)


Aは本当に松田かもしれないと思い、もう1度確認しようと後ろを振り返る瞬間、声をかけられた。


松田「久しぶりだな、甘露寺」


Aは久しぶりの同期に会えたことに対する喜びと驚きで少し、固まってしまった。


貴「久しぶりね!嬉しいわ!!

(久しぶりに会うけど、かっこいいわぁ!!)」キュンキュン


私は、満面の笑みで言った。
松田くんも、同じように笑い、少し困ったように言った。


松田「会ってすぐに言うのも悪ぃが

ハギが防護服を着なくて困ってる。

どうにか説得してくれないか?」


私は、爆発に巻き込まれてバラバラになる萩原くんを見たくなかったので説得することにした。


貴「萩原くん...聞こえる?」


萩原「うぇっ?!Aちゃん?!?

久しぶり〜元気にしてた〜?」


貴「えぇ!私は元気よ!…………

それよりも、防護服着ないってどういうことなの?」


私は自分が思っていた以上の低い声が出してしまった。


萩原「ん〜?まぁ、俺の慣れてる分野だから大丈夫かな〜って思ったからね」


萩原くんは私の低い声に驚かずいつもの調子で話した。


貴「人の命は簡単には戻らない…

後悔したくないから着てくれないかしら?

松田くんも心配してたわ」


萩原「…………分かった。防護服着るよ。

Aちゃんのお願いは断れないしね〜

よしっじゃあ行ってくるね」


貴「うん!行ってらっしゃい!!」

_______

貴「もう大丈夫だと思うわ!!」


松田「……そうか」


松田くんは少し安心した顔をしていた。


貴(松田くんはツンデレね!可愛いわぁ!!)


私は松田くんの優しい顔にトキメキながら久しぶりに話すことにした。

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おおいぬ座(プロフ) - パンダの置物さん» 私映画派なんですけどいいですよね〜いつかお話を書きたいと思ってます! (2月2日 16時) (レス) id: d02839d650 (このIDを非表示/違反報告)
パンダの置物 - このお話大好きです。更新頑張って下さい!私もハリポタ大好きです!全巻+呪いの子も読んでますよ! (2月2日 10時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
灰猫 - 小説面白いです。鬼滅のアニメで甘露寺の戦闘シーンを見てからこのお話がとても読みたくなりました。続きを楽しみにしています。 (6月20日 23時) (レス) id: 6fa351c8a2 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 続き待ってます (6月19日 14時) (レス) id: 3767ef094f (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - ムスメ3さん» ありがとうございます!速急に直します! (6月3日 6時) (レス) id: d02839d650 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おおいぬ座 | 作成日時:2023年3月31日 10時

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