93sはいつも以心伝心 (ページ19)

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司「何だか可愛らしい秘密ですが、本当にバレなかったんですか？」

『多分？…怒られた記憶ないから。ね？』

TH「僕もう覚えてない。」

『まぁ、でもこの放送後にジョングギあたりから問い詰められるかもね。』

TH「Aは怒られないけど、僕は殺されちゃう…！」

司「…？Vさんは敬称ではなくお名前で呼ばれてるんですか？」

TH「はい！前はヒョンって呼んでましたけど、今は名前で呼んでます！」

『特に呼ばれ方にこだわりはなくて、ヌナでもヒョンでも名前でも相手の好きなように呼んでほしいです。正直、自分の性別もどっちでもいいです。ファンのみんなが私をBTSの長女というのであれば、長女になるし、メンバーがヒョンと呼ぶのならヒョンでもいいかなって。』

司「確かに、皆さんバラバラですもんね。」

『でも、私がこういうスタンスやファッションも中性的だからか…ある時”LGBTQ”のアイドルとしてどこかの記事で書かれてしまって。ファンの中に実際にその方々がいらして、サイン会の時に「あなたのお陰で堂々と自分の性を曝け出せます！」っておっしゃってくれた方がいたんです。そう言ってくれることはとても光栄で、その方々の希望になったのであれば嬉しい反面、プレッシャーが強くなったんです。防弾少年団として活動している中性的な女性であれば、今の時代はそう捉えられてもおかしくないですが自分が”LGBTQ”と公言もしてなく、でも私は女性です！と言いたいわけでもなかったので当時は本当に複雑でした。』

TH「ちょうど、「Love Yourself」の時だったよね。だから余計にその声が大きくなっちゃって。一時期は…ちょっと大変だったよね。でも、僕そのツアー中にAが言った言葉が忘れられなくて。
「私を男か女かどちらかに分けたいのであれば、それは皆さんに任せます。私の考えを押し付けることはしません。でも、パン・Aという一人の人間であることは心に留めておいてほしい。その上で、皆さんの呼びたいように名前を呼んでください。」って、だから僕は彼女の気持ちを尊重してAって呼び始めたんです。」

『テヒョンア、よく覚えてるね！』

TH「だって僕感動しちゃって泣いたんだもん！未だにARMYから動画でいじられてるよ！」

『あはは！でも、そうだね。テヒョンがそれを受けて「僕は今日からヒョンのこと名前で呼ぶ！」って言ってくれたのは嬉しかったな。ちょっと心が軽くなった。』