81 神宮寺side ページ36
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やばい、Aの方見れない。
俺の服を貸したのが間違いだったかなー…。
ブカブカ過ぎてショートパンツが隠れててなんかやばい。
あーだめだだめだ、理性を保て国民的彼氏。
『じん！そろそろ夕日沈むよ！』
隣で子供みたいにはしゃいでるAを見てると、仕事の疲れとか悩みとか全部吹き飛ぶ。
『綺麗ー…』
2人で沈む夕日を見た。
綺麗に水平線に消えていったと思ったら、一気に辺りが暗くなってきた。
薄暗い中で俺は海を眺め続けてた。
Aの方を見れないからだ。
そんなことを考えてたら、Aの声が全然聞こえていなかった。
『ねー聞いてる？』
俺のほっぺを両手で挟んで、強制的に顔の向きを変えられて、Aと目が合う。
改めてAを見る。
薄暗い中でもわかるくらいかわいい。
…好きだなー…。
声にできない思いを心の中で呟く。
『どうしたの？』
って顔を覗いてくるから、Aはずるい。
こんなの我慢出来るわけない。
次の瞬間、俺はAを抱きしめてた。
『…じん？どうした？』
勇太「ちょっとこのままがいい」
『でも…誰かに見られたら…』
勇太「大丈夫。暗いからわからないし、人なんていないよ」
すると、Aが俺の背中に手を回す。
勇太「…A…？」
…もしかして、Aも俺のこと…？
『じんも仕事とかで疲れてるんでしょ？』
勇太「え…？」
『岸くんもこういうのあったから笑
私には想像もつかないくらい忙しいもんね、そりゃあ疲れちゃうよね』
あ…そういう事か。
ちょっと期待したのは外れたけど、それでもいい。
ずるいかもしれないけど、今はこうしていたい。
体を離して、Aのおでこにキスをする。
『…え！？』
勇太「…お礼」
『もうやることが国民的彼氏すぎるよ…！』
勇太「それ、褒めてる？笑」
『褒めてる褒めてる！』
勇太「ならいいけど笑 じゃあそろそろ帰ろっか？」
立ち上がって砂に足元をとられるAの手を握る。
勇太「こうすれば危なくないでしょ？」
『…ありがとう』
バイクまで、わざと少しゆっくり歩いた。
バイクに乗ってからも、俺にぴったりくっ付くのが可愛くてもう大変だったんだから…。
『送ってくれてありがとう！楽しかった！』
勇太「また行こうね」
『うん！絶対だよ！』
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Kishiティアラ - 岸くん希望です♪ (2020年3月16日 12時) (
レス) id: 1314a44ccf (このIDを非表示/違反報告)
キリン(プロフ) - シンデレラガールさん» ありがとうございます！なるべく間を開けないように更新頑張るので、これからもよろしくお願い致します！ (2019年3月27日 2時) (レス) id: ade1832552 (このIDを非表示/違反報告)
シンデレラガール - とっても面白いです！いつも更新楽しみにしてます。これからも応援してます！ (2019年3月24日 17時) (レス) id: 9c89617329 (このIDを非表示/違反報告)
キリン(プロフ) - れくさん» ありがとうございます！嬉しいです(泣) 更新遅いこともありますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2019年3月22日 21時) (レス) id: ade1832552 (このIDを非表示/違反報告)
ゆったん(プロフ) - れんくん希望です！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: f06a2cc6b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリン | 作成日時：2019年2月11日 14時
