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ci「で、ご気分は如何でしょうか？？オスマン外交官」
os「やーん、チーノってば怖いめぅ〜。んな怒らんでもええやんか」
彼女に言われてチーノが渋々俺を案内してくれたケーキバイキングで、いくつか気になるケーキを食べながら答える
どうやらこの後輩は俺がいきなり声を掛けて少し彼女にカマをかけようとしたことにお怒りらしい
os「ん、これ旨いな」
ci「あぁ、それはクランウェルの特産品であるリンゴを使った…って僕の話聞いてます？」
os「聞いとるよ。でもなぁ、まだ今回は俺何もしとらんやん」
そう、俺はまだ彼女に対して何もしていない。そもそも今日はA・クランウェルという人間がどういう人物なのか知りたかっただけなのだ
だから、あわよくばあの綺麗な化けの皮剥がしてみよう…とか全然考えてないなかった。信じて欲しい
ci「まぁ、そうかもしれないですけど…」
os「やろ？」
早くも一つ目を食べ終えた俺は次に食べようとしてたチョコケーキを早くも手元にとるのだが、その近くにあったモンブランも美味しそうで目移りしてしまう
ci「…太らん？んな食べて」
os「なっ、余計なお世話めぅ！チーノはデリカシーっちゅうもんがわかってへんな！」
(これは軍団長に報告やわ、)と言いつつも自分の体重を思い出しきちんとセーブしようと考えつつ、俺は先程の彼女との会話を思い出していた
“os「えぇ、もちろん。このパーティーで久しぶりに会いたかった者に会うことが出来ましたし…それになにより、今貴女とこうして話すことが出来ているので」”
正直に言えば、あれは完全なる社交辞令だ。いずれも彼女の機嫌を取り相手の懐に潜り込むための言葉
自惚れるつもりは毛頭無いが、俺は人心掌握術が得意な方だと思う。まぁ得意でなければ心の読み合いである外交官など、務まるはずがないのだが
だから彼女の心も俺は簡単に握れるし、少しでも邪な考えがあればすぐに分かる。そう思っていた
でも、
os(よぉわからんかったな…)
感情がほとんど読み取れなかった。ただただ彼女は俺の瞳を真っ直ぐと見てくる
１つ分かったことを上げるとすれば…
“『我々国の方々は本当に仲がよろしいのだなと思いまして。……羨ましいです』”
os「羨ましい…か」
あの言葉が心の底からの本心なのだろうということだけ。今度、機会があればもう少し２人で話してみたいとも思う
os(お菓子、美味しかったって伝えなね)
第一印象__心の読めない人間
os「あ。ところでチーノさ…ゾム見とらん？」
ci「え？」
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くーね(プロフ) - すいません勘違いかもしれませんほんとにすいません (5月13日 13時) (
レス) id: a173ffbdec (このIDを非表示/違反報告)
くーね(プロフ) - ぱくりと思われる作品を見つけましたのでご報告させていただきます。他界隈なのですが、内容が類似していますので、あとタイトルがあまりに似すぎているという点から。bibiをカタカナで作者検索をして頂きますと、上の方に見つかります。1度ご覧になられて欲しいです (5月13日 13時) (レス) id: a173ffbdec (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - イヴさん» イヴ様ご指摘ありがとうございます…！申し訳ございませんでした、何故ロシアと書いたのでしょう…きっと私のその時の気分がロシアだったんだと思われます((( 設定込みで再記述させて頂きました！本当にありがとうございます！ (2022年10月22日 23時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - 初コメですいつも楽しく読ませてもらっています! 一つどうしても気になることがあって、25話（26ページ）の外国語の文なのですが、おそらくロシア語ではなくドイツ語だと思うのですが…… (2022年10月22日 22時) (レス) @page26 id: 3c45d8534d (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - ｴﾘﾝｷﾞさん» レスを忘れていて本当に申し訳ありません…！！そうですね、少し参考にしていますw 感情移入してくれて私としても嬉しいです、ありがとうございます…！ (2022年8月21日 16時) (レス) @page2 id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2021年7月26日 12時
