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slime42 ページ47

赤鬼はその言葉と共に私達に
向かってきた


だが、私とリムルは素早く移動して
それぞれの相手の前に来た


私は青鬼ね



青鬼「ハアッ!」


すると、青鬼は私に向かって刀を振りかざした


『甘い甘い!【身体装甲】』


と、腕を強化して青鬼を吹っ飛ばした



『あっけないなー』



ふと、リムルのほうをみると紫の鬼に
なんかキメてるところだった



ゴブタ「さ、さすがっス!」



桃鬼「あんなに簡単に」



私達は改めて白鬼と赤鬼に聞いた



リムル「で、どうする?まだやるか?」



白鬼「フム エビルムカデの【麻痺吐息】
ブラックスパイダーの【粘糸】【鋼糸】
そして、アーマーサウルスの【身体装甲】

他にも多数の魔物の技を習得してるやも
しれません、油断めされるな 若」



すごいね、あの白鬼さん……
私達が持っているスキルとリムルが補食した
魔物のなまえを一回見ただけで言い当てたよ




リムル「おい、A手の内を見せすぎるなよ?」コソッ



『わかった』コソッ




そしてリムルは話を再開した



リムル「なぁ、そろそろ終わりにしないか?」



『私達の言い分も聞いて欲しいんだけど』



赤鬼「黙れ!邪悪な魔人共め!」



リムル「ええっと」



横であれやこれやと赤鬼とリムル
が話しているのを見ていると……



気配?



『っ!』


私の腕がいきなり切られた






白鬼「わしも耄碌したものよ、
首を跳ねたと思ったのじゃが」



リグル「A様!」



ゴブタ「う、腕が!」



ルナ「我が主!」



『大丈夫だよルナ。自分のことに集中して

それよりすごいね白鬼さん、【魔力感知】を
あっさり掻い潜って【多重結界】と
【身体装甲】を突破するなんて!』



白鬼「フンッ 次は外さぬ!」



私の言葉、無視ですか?



赤鬼「どうやら蛮勇のほうだったようだな、
右腕を失い、発狂しない根性は誉めてやろう」




なんかさ、たった二人で我らを相手取ろうとしたことがお前の敗因だ!とか言ってるけど



別に右腕くらい平気なんだけどな



私は落ちた右腕を拾い、再生した



赤鬼 白鬼「「!」」




『まさか、右腕を切り落としたくらいで
私達に勝った気でいるの?』



リムル「おい、一瞬焦ったぞ?」



『ごめん ごめん!』

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作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年4月12日 19時

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