slime36 ページ41
カバル「そうか、シズさん逝っちまった
のか」
ギド「その…本当にリムルの旦那なんですかぃ?」
その言葉を聞いたリグルドと嵐牙が叫んだ
リグルド「間違いありません!!」
嵐牙「見くびるな! 姿形が変わったくらいで
わからなくなるとでも言うのか!?」
カバル「い、いやそういうことじゃなくて
なんか、ちっこいシズさん ぽいっていうか。」
リムル「本当だよ、ほれっ」
リムルは人の姿からスライムの姿に戻った
ギド「見事なもんでやんすね」
エレンは気持ちを押し殺すようにして
リムルに聞いた
エレン「………シズさんを喰べたの?
イフリートを喰べたみたいに」
リムル「あぁ、それが俺にできる
唯一の葬送だったからな」
『それに、この結果はシズさんの最後の
願いだったからね』
リムル「仲間のお前らに相談もなく
悪かったな」
カバル「いや、それがシズさんの願いだったのなら仕方がないさ」
リムル「エレンも悪かったな」
エレンは静かに首を横にふった
エレン「ただ、最後にさよならくらい
言いたかったな」
私はそんな三人を慰めるように言った
『シズさんは貴方達と旅ができて楽しかった
と言っていた まぁ、ちょっと危なっかしいとも
言っていたけどね』
すると、ギドとエレンがカバルの方を向いた
カバル「おい!お前ら、なんだその目は!」
エレン「だってね?」
ギド「あぁ」
カバル「お前だって…」
ガヤガヤ
やっぱりこの三人はしんみり するより
賑やかなほうがこの人達らしいね
そうでしょ?“シズさん”
リムル(というか、こいつらシズさんに
頼りすぎじゃないか?)
リグルド 嵐牙「「うんうん」」
ハハハ…………(;^∀^)
ーーー
私は今、リムルの所に向かったという
三人のもとに行っていた
エレン「お姉ちゃんみたいって思ってました!」
テントに入るとリムルが人型になり
エレンに抱きつかれているところだった
リムル「(シズさんの最後の旅仲間がこの人達で
よかった)」
『(うん、そうだね…………ところで、)』
リムル「『お前/貴方達の装備ボロボロ
だな/ね』」
「「「ヒドッ!」」」
そして私たちは三人に新たな装備を戦利品として渡し、カイジン達が意外にも有名だということを知った
人間国宝……いやドワーフ国宝?
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作者名:レッドウルフ | 作成日時:2019年4月12日 19時