slime２２ ページ27
『で、どうなの？』
カイジン「あ、あぁ素材も足りないが、
２０本ものロングソードを打つには、最低でも
二週間はかかるんだ！
もう期日まで４日もないって言うのによ！！」
『一本位は出来たの？』
カイジン「論より証拠だ、見てみるか？」
そう言うとガルムが一本の剣を持ってきた
『凄い！光ってる！』
カイジン「芯に魔鋼を使ってるからな
簡単に言うと使用者のイメージに添って
成長する剣なんだよ」
リムル「『なにそれ！？ほしい！』」
というか、魔綱ってヴェルドラの洞窟で【補食】しなかったっけ……？
《解。マスターの体内には普通のものより
純度が高い魔綱石が約１０００００個程あります》
え、マジか
カイドウ「そもそも受けなければ
良かったじゃねぇか。」
カイジン「そりゃ、俺だって最初は断ったさ
したらあのクソ大臣のベスターの野郎が…
ベスター「名高いカイジンともあろうお方が
この程度の仕事もできないのですか？(笑)」
とか、こともあろうに国王の前で言いやがって……！」
頭を抱えながら叫ぶカイジンをカイドウが
「落ち着け 兄さん」となだめてるのを横目に見ながらリムルは言った
リムル「なぁ、親父さん
俺達の村に技術指導として来る気はないか？」
考えてることは同じみたいだね
そう言っているリムルを横目に私は
完成品のロングソードと鋼の剣を【補食】した
カイジン「あ、おい！それは一本しかない
完成品だぞ！？何食ってんだ！」
《告。ロングソードの解析が終了しました。
コピーを作りますか？》
うん、お願い
『無理にとは言わないよ、でも検討してみて』
その瞬間、工房に大きな風が吹き荒れた
そして私は人間になりながら体内で作った
ロングソード外に出した
『魔鋼のロングソード ２０本、完成ね。
あと、これはおまけ！』
と、純度の高い魔鋼塊をあげた
まぁこれ全部ヴェルドラの洞窟で
いっぱい喰べたやつなんだけどね
なんか、皆唖然としてるけど どうしたんだろ？
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2019年4月12日 19時
