slime１１ ページ15
リムル「ふ、ふふふ わかるか？」
あ、また見事に誤魔化した！
ゴブリン「勿論デスッ漂う風格マデハ
隠セマセヌ！」
引っ込め！引っ込め！
ゴブリン「オォッ助カリマス ソノ妖気ｵｰﾗニ
オビエル者モ多カッタノデ」
リムル「ははは……いやなに妖気ｵｰﾗを出していないと、いろんな魔物に絡まれるからな」
リムル(ということにしておこう………)
でも、リムルは分かるけど私の妖気ｵｰﾗで
びびる必要ないと思うんだけどな？
リムル(さっき俺も【大賢者】に頼んで
【魔力感知】で見てみたけどAの妖気ｵｰﾗが約９割を占めてたな あいつヤバくね？)
その後もゴブリン達との会話を楽しんでいると
話の流れで村へお邪魔することになった
どうやら泊めてくれるらしい！
ゴブリン「あそこです」
次第に彼らの言葉も大分クリアに聞こえるようになってきた、多分【魔力感知】の聞き取りに
慣れてきたんだろうな
〜ゴブリン村〜
リムル(ボロボロだな)
？？「お待たせしましたお客人
大したもてなしも出来ませんで申し訳ない
私はこの村の村長をさせて頂いております」
『あぁ、いやいやお気遣いなく』
リムル「それで？何か用があるから自分達
を招待してくれたんですよね？」
ﾊﾞｯ
すると、いきなり村長達が膝間付いた
リムル「『！？』」
村長「貴方様方の秘めたるお力、息子から聞き及んでいます 我らの願い何とぞ聞き届けては
もらえませんでしょうか」
リムル「内容によるな」
『言ってみてくれる？』
村長「ﾊﾊｯ ひと月ほど前 この地を護る竜の
神が突如、姿を消してしまわれました」
(竜…ヴェルドラかな？確かそうだったよね？)
村長「その為 縄張りを求める 近隣の魔物達
がこの地に目を付けたのです」
リムル「フムフム」
村長「中でも牙狼族なる魔物は強力で
１匹に対し我ら１０匹で挑んでも苦戦する
有り様でして」
『その牙狼族の数は？』
村長「群れで１００匹程になります」
１００匹ねぇ…
リムル「こちらの戦力は？」
村長「戦える者は雌を含めて６０匹程度です」
リムル(絶望的な戦力差だな……)
『その情報は確かなの？』
ゴブリン「それは確実です………リグルが
牙狼族との死闘を経て手にいれた情報ですから」
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2019年4月12日 19時
