占いツクール
検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:3,067 hit

to Sugimaru ページ5

.


「ん。」

「何だよ、これ?」





ジムでのトレーニングが終わり、
お互いに着替えを済ませて更衣室から
出てきたところで雅から何かを手渡された杉丸。





「何って、プロテイン入りのチョコレートバーだけど・・・」

「今日って何かあんのか?やたら女子がチョコレート渡してくんだけど。ほら。」





杉丸は紙袋の口を開いて雅に見せた。

それも2袋も。





「はぁ、あんたやっぱバカなの?今日が何の日かも知らないなんて!さっきの返して!」

「やだよ、一度もらったもん返すなんて!で、何なんだよ、今日!」

「知らない!もう帰る!」

「おい、待てって!何、怒ってんだよ!雅!」

「別に怒ってないし!帰りたいから帰るの!」

「いや、完全に怒ってるだろ!俺、何かしたか?何かしたなら・・・謝るから・・・怒んなよ。」





杉丸は雅の腕をギュッと掴んだ。

力いっぱい掴まれてるわけじゃないけど、
その場に動けなくなる雅。

雅は杉丸に目線を合わせることなく
ポツリと呟いた。





「今日・・・バレンタインなの。」

「バレンタインって好きなやつにチョコ渡すっていう、あれか?」

「そう・・・それ。」

「だから俺にくれたのか?」

「でも・・・返して・・・」

「やだよ。」

「返して。」

「やだよ。」





杉丸は雅の手を引き、そのまま抱きしめた。





「離して。」

「やだよ。」

「離してよ・・・」

「ごめん、もう覚えたから。来年からはひとつだけにするから。雅以外からはもらわないから。」

「・・・絶対だからね。」

「約束するよ。だから来年もくれよな。」

「まだ付き合ってたらね。」

「付き合ってるよ。」

「わかんないよ。」

「付き合ってる。」

「何その自信。」

「わかんねー。でも絶対付き合ってるから。」

「・・・うん。」





〜 Happy valentine to Sugimaru 〜

この小説の続きへ→←to Issa



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
126人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美羽〜mihane〜(プロフ) - coffeeさん» コメントありがとうございます。可愛らしい食べさせ合いっこのはずだったんですが、やっぱりエスカレートしちゃって…。結局あんな事になっちゃいました(笑) (2月15日 13時) (レス) id: 8da9c5d60c (このIDを非表示/違反報告)
coffee - 素敵なバレンタインですね!!なんだか私まで温かい気持ちになりました〜!食べさせあいっこ、可愛いです! (2月14日 22時) (レス) id: 7af9c4bcc5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美羽〜mihane〜 | 作成日時:2019年2月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。