占いツクール
検索窓
今日:7 hit、昨日:34 hit、合計:10,000 hit

天馬【3】 ページ9

2人は館内で1番大きな
水槽の前に着いた。



「わー、すごいすごい!見てよ、天馬!すっごく大きいね!魚もあんなにたくさん!すごーい!」

「やっといつもの愛莉に戻ったね。」

「だ、だって・・・初めてって緊張するでしょ?でも天馬は慣れてるね。全然緊張してるように見えないもん。」

「そうだね、緊張はしてないかな。」

「ほら、やっぱり・・・」

「でもそれは愛莉と一緒だからだよ。」

「どういう事?」

「愛莉と一緒にいるとすごく心が落ち着くんだ。ホッとして安心出来る。だからなのかな、緊張しないんだろうね。」

「それって、天馬は愛莉の事、好きなわけじゃないんじゃない?だって愛莉は天馬といるとドキドキし過ぎていつもの自分じゃないみたいな気分になる。こんな事言ったら天馬に嫌われるんじゃないかとか、そんな事ばっかり考えちゃうの…。」

「愛莉のその気持ち、わからなくもないよ。僕も音の時はそんな感じだったからね。音に嫌われたくなくて、いい人の自分を演じていたような気がする。きっとそれが音にも伝わっていたんだね。だから全身でぶつかってくる晴に惹かれたんだろう。でも愛莉は僕の弱い部分も全て受け入れた上で好きになってくれただろ?だからかな、愛莉には僕も自然体でぶつかれるんだ。そういう相手、今までいなかったんだよ。」

「でもやっぱり・・・それは好きとは違うんじゃない?」

「そんな事ないよ。僕と愛莉の好きの形が違ったっていいんじゃないかな?それに、僕だって愛莉にドキドキする事だってたくさんあるよ。」

「そうなの?例えば?」

「例えば、デートに誘っただけで真っ赤になったり、初めてのデートでガチガチに緊張してる愛莉にそれ以上の事をしたらどんな反応するのかって考えたらドキドキするな。」

「な、な、な・・・」



愛莉の顔はあっという間に真っ赤に染まった。



「あっ、でも前に愛莉からされたっけ。自分からするのはいいんだ、愛莉。」

「あ、あれは、その、えっと・・・」

「そろそろイルカショーの時間だね。さぁ、行こうか、愛莉。」



まだ真っ赤な顔のままの愛莉の腰を支えて天馬は歩き出した。そして愛莉の耳元に囁く。



「僕にドキドキしてくれる愛莉が好きだよ。」





ボンッ!!!!!





これは愛莉の頭から蒸気が噴き出した音かな?

これ以上は愛莉が
腰から崩れ落ちちゃうからやめてあげて!

でも天馬が愛莉の腰を支えているから大丈夫か。

だけど愛莉で遊ぶのもほどほどにね、天馬!





2人はイルカショーの会場へと向かった。

海斗【4】→←晴【3】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美羽〜mihane〜(プロフ) - lastpinさん» コメントありがとうございます。毎回楽しみにしていただけてるなんて、その言葉だけでこれからも頑張れそうです!私もヤキモチ海斗が大好きなので、今度はどんなヤキモチ焼かせようかと考え中です。お楽しみに♪ (10月10日 13時) (レス) id: 8da9c5d60c (このIDを非表示/違反報告)
lastpin(プロフ) - 毎回楽しみに見てます! 海斗嫉妬したりヤキモチ焼いたりと可愛らしいところを見れてニヤニヤしっぱなしです(笑) 応援してます。 頑張ってください! (10月8日 11時) (レス) id: 8d4ae38a2b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美羽〜mihane〜 | 作成日時:2018年10月5日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。