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天馬【7】 ページ20

目が覚めたら、目の前には
真っ白な天井しか見えない。



何この殺風景な天井・・・ダサっ!

うちじゃないし・・・どこ、ここ?

あれ?今日は天馬とデートだったんじゃ・・・

そうだ、水族館に行って・・・

そのあと、観覧車に乗って・・・

そこで天馬からキスされて・・・

それで、それで、それで・・・



「気が付いた?」



声がする方向に勢いよく振り向いたら
天馬がいつもの微笑みでこっちを見ていた。



「あの、私・・・」

「さっき観覧車に乗ってたら、愛莉、急に気を失って倒れたんだよ。大丈夫?気分、悪くない?」

「うん・・・大丈夫。ここは?」

「医務室。軽い貧血だろうからとりあえず休ませて様子を見ようって言われたけど、病院行く?」

「だ、大丈夫だから!ごめんね、天馬、心配かけて。あの、ここまでは天馬が運んでくれたの?」

「もちろん。愛莉を守るのは僕の役目だからね。って、こんな風にさせたのは僕なのに、ごめん。愛莉に無理させたからこんな事に・・・」

「違うの!無理とか、そういうのじゃないから!その・・・天馬がキスしてくれて、何だかすごく気持ち良くなって、体がフワフワして、力が入らなくなって、それで気付いたら・・・って、何言ってるんだ、私!そうじゃなくて、その・・・」

「それってキスで失神したってこと?」

「えっ、やっ、えっと、それは・・・」

「なんだ、安心したよ。気を失うほど僕とのキスが嫌だったのかと思って落ち込んでたんだ。」

「そんな事あるわけないでしょ!」

「でもそれはそれでちょっと心配だな…。」

「えっ、何で?」

「だって、キスする度に倒れられたら困るよ。」

「・・・ごめんなさい・・・」

「ちょっと練習しておこうか?」

「えっ!?練習?」

「うん。ここなら倒れてもベッドの上だし。」

「えっ、あの、ちょっと・・・」



両肩に手を置かれ、
天馬の顔が徐々に近付いてきて・・・



ガチャッ!



「あっ、気付きました?」



ドアが開いて医務室の担当者が入ってきた。

天馬も愛莉もきっちりと姿勢を正していた。



「あっ、はい!今さっき。」

「どう、体調は?気分悪いとかない?」

「はい、もう大丈夫です。」

「なんか顔が赤い気がするけど?」

「えっ、あっ、平気です。あの、いろいろありがとうございました。」



2人はお礼を伝えると医務室から外に出た。



「遅くなったけど、今からランチに行こうか?このままだと今度はお腹が空いて倒れそうだよ。」

「そうだね、行こっか!」





2人はこの後もデートを続けた。





〜それぞれのデート〜 天馬編 【完】

晴【6】→←天馬【6】



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美羽〜mihane〜(プロフ) - lastpinさん» コメントありがとうございます。毎回楽しみにしていただけてるなんて、その言葉だけでこれからも頑張れそうです!私もヤキモチ海斗が大好きなので、今度はどんなヤキモチ焼かせようかと考え中です。お楽しみに♪ (10月10日 13時) (レス) id: 8da9c5d60c (このIDを非表示/違反報告)
lastpin(プロフ) - 毎回楽しみに見てます! 海斗嫉妬したりヤキモチ焼いたりと可愛らしいところを見れてニヤニヤしっぱなしです(笑) 応援してます。 頑張ってください! (10月8日 11時) (レス) id: 8d4ae38a2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美羽〜mihane〜 | 作成日時:2018年10月5日 14時

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