恋っていうから愛にきた

久しぶりの再会 ページ3

村上side


プロに入って今年の春で6年目になる。その間に何の変哲もなく日々練習、試合の繰り返しで追われていた。


何か変わったと言えば、僕らのチーム専属看護師である石田さんが産休に入るからと言うことで新しい看護師さんがくるということだけだ。





山田 なぁ、村上今日から石田ちゃんの代わりに新しい看護師がくるらしい



村上 哲人さん情報早すぎません？(笑)哲人さんすぐ女の子狙うからな〜



山田 おい、何言っとんねん！石田ちゃんから聞いたんだわ！



村上 あっ、それは失礼しました(笑)



と、練習前にくだらない話をしながらストレッチをしていたら監督に集合と声をかけられた




高津 お〜い みんな集合してくれ



『『『『『『『『『はい』』』』』』』』』



高津 実は明日から石田ちゃんが産休にはいるため、今日から新しく仲間入りしてくれた子が来たから挨拶



と監督の一言を終えて、監督の背中から出てきた子は紛れもなく、僕が高校時代想いを寄せていた彼女であった。



A 初めまして！！今日からヤクルトで専属看護師をさせて頂く長谷川Aです(^^)明日から石田さんが産休に入って石田さんくらい働けるか不安ですが、選手の皆さんが怪我なくシーズン乗り越えれるように精一杯お役に立てるように頑張ります！よろしくお願いします！！



石田 Aちゃんは私の大学時代の後輩なんだから、いじめた人は許しませんからね！？(怪しい笑み)




『『『『『『『ひぃ…はい！！！(笑)』』』』』』』

村上 え、A……？？


と知らぬ間に口から君の名前が出ていた


山田 なんやなんや、村上もう早速長谷川さんのこと知ってんか？



村上 いや、元もこうも高校時代の同期っす



と哲人さんは聞いて、大きい声で何かを言い始めたと思ったら



山田 監督〜ここに高校時代の同期である村上がいるんで、もし、球団の案内とかしてなかったら、こいつが1番適任だとおもいます〜


っていうから



監督 お、まさかの高校時代の同期だったのか！！じゃ、宗、長谷川さんのこと案内してやってくれ



とか僕に振るから僕は



村上 え、僕！？まぁ…はい了解です



というしか無かった。その隣で哲人さんはウィンクしてくるしなんなんだ




監督 じゃ、長谷川さん後は宗が色々案内してくれるからアイツに着いてってくれ。




A はい！分かりました！！




そうして、騒がしい中、新しい看護師であるAの紹介は終わった

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