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伊沢さんの甘いセリフと私の唇を甘噛みするようなキスに、とろけてしまいそうになると、伊沢さんは嬉しそうに微笑む。
「...すんげー幸せそうな顔。」
「幸せだよ」
「そう、良かった」
触れるか触れないかの瀬戸際のキスから、今度は少しだけ長いキスをする。
わざと音を立てながら、角度を変えて何度も何度も唇を重ねる。
「んっ…はぁ…」
声が漏れると伊沢さんのキスはもっと熱を持っていく
永遠とこの時間が続けばいいのに、と私は思う。
「...いざわ、さん」
「ん」
「...なんでこんなにキスうまいんですか。私、もうとけてしまいそうです。」
「それは、秘密だけど、ななかはなんでそんなに煽るのがうまいんですか…」
そう言って耳の後ろをツーっと舐められる。
ぞくぞくしてたまらなかった。
耳元で伊沢さんのいつもよりずっと低い声で“ 口開けて ”と囁かれる。
口を開けた瞬間伊沢さんの舌が入ってきて、私の歯列をなぞるようにしてかきみだす。
こんな、大人なキスをしたのもはじめてで、自分がいかに子供だったのかを痛感した。
伊沢さんは、こういうキスを何度も他の女性としてきたんだなぁ…と思うと胸が痛くなった。
惜しむように唇を離すと、二人の間を銀の糸が繋ぐ。死ぬほどえろかった。
伊沢さんは口元をぎゅっと拭って、乱れた髪の毛を雑に直して、私に向かって微笑む。
「...ほんとずるい」
「なにが」
「伊沢さんえろすぎですよ」
「誘ってきたのななか。」
色々私のはじめてだったことを伊沢さんに伝えると、彼は妙に嬉しそうな顔をして
「ななかのはじめて、俺でよかったぁ」
と、また優しく微笑んで私を抱き寄せる。
「また、大人のキスしようね」
そう囁いた伊沢さんに、私はいつまでもドキドキさせられっぱなしだった。
私も、初めてが伊沢さんで心から良かったです。
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琥珀(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！リクで、川上さんが熱で寝込んでいる夢主を看病してあげる話読みたいです！いつも通りクールで落ち着いてる感じだけどどうしても溢れ出る優しさというか、笑 ぜひお願いします！ (2018年12月4日 0時) (
レス) id: c9412ebd5c (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - Soaさん» 書いていただきありがとうございます。何度も読んだのですが最高以外の言葉が見つかりませんでした……！！本当にありがとうございます！！ (2018年12月3日 18時) (レス) id: b3eb1b48b3 (このIDを非表示/違反報告)
Soa(プロフ) - 白黒さん» 恐縮です…とっても嬉しいです！！ありがとうございますorzリクエストありがとうございます、書かせていただきました…気に入っていただけたら嬉しいです！これからも是非よろしくお願いします(｀・∀・´) (2018年12月2日 22時) (レス) id: abf13aa583 (このIDを非表示/違反報告)
Soa(プロフ) - 井上咲さん» ありがとうございます！嬉しいです〜(ノ_＜)リクエストありがとうございます！頑張ります！ (2018年12月2日 22時) (レス) id: abf13aa583 (このIDを非表示/違反報告)
Soa(プロフ) - おれを@コメ専用さん» 一番なんて言ってもらえて本当に嬉しいです( ；∀；)リクエストありがとうございます！頑張りますね！これからも是非ご贔屓に(^^)v (2018年12月2日 22時) (レス) id: abf13aa583 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Soa | 作成日時：2018年11月25日 8時
