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「お母さん、、?余計なこと言わないの。」
「余計なことってなによ〜、いっつもお風呂で1人でブツブツ拓朗くんがなんだとか話してるの聞こえてるんだからね!」
あー……お母さん馬鹿
恥ずかしいにもほどがある。
拓朗ずっとにやにやしてるし。
「拓朗くん!ななかと付き合ってどれくらいなの?」
「お母さん!家でまたゆっくり話すから、ね?」
「ななか、大丈夫だよ。
はい、ななかさんとはお付き合いさせていただいて、あと1ヶ月で1年になります。」
拓朗...覚えてくれてたんだ。
「1年なのね〜!それでそれで、ななかのどんな所が好きなの??」
もう、止める気も起きなかった
今日家帰ったらお母さんのアイス食べてやる…
「そうですね、全て好きですが強いて言うならばお母さん似のキラキラした笑顔ですかね。」
「まぁ…!」
「拓朗…///」
「僕はきっと全然ななかさんのことを満足させられてないと思うのですが、それでもななかさんはいつも笑顔で僕のことを好きだと言ってくれます。 」
僕にとってななかさんは全てが魅力的です。
その最後の言葉を聞いて満足したのか、お母さんはお幸せにね〜なんて言って帰って行った。
・・・怒涛の30分だった。
「拓朗、ごめんね」
「何が?」
「なんか、答えたくないこととか言わせちゃって」
「…答えたくないこととか、嘘とか俺1個も言ってないから。」
今日ななかがこんないい子な理由よく分かったよ。
と言ってぽん、と頭に手を乗せて優しく撫でられる。
「私も、拓朗の全てが魅力的です。」
「…はずいから言わないで。」
「えへへ、録音しとくべきだった!」
「そんなん死ぬ気で消す」
拓朗の貸してくれたコートがあったかくて、
拓朗の言葉で胸もぽかぽかでとっても幸せな日だった。
お母さん、私は川上拓朗さんという今とっても好きな人がいます。
そうやって、胸を張って紹介できる素敵な彼氏をもてて本当に良かった。
私は拓郎の隣で拓朗の体温を感じられるだけで幸せだよ。
毎日毎日、大満足です。
拓朗はこれを聞いてまた、顔を両手で覆って恥ずかしそうに笑う
今度は逃さずにシャッターを切った。
拓朗、大好きです。
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琥珀(プロフ) - 楽しく読ませていただいています!リクで、川上さんが熱で寝込んでいる夢主を看病してあげる話読みたいです!いつも通りクールで落ち着いてる感じだけどどうしても溢れ出る優しさというか、笑 ぜひお願いします! (2018年12月4日 0時) (レス) id: c9412ebd5c (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - Soaさん» 書いていただきありがとうございます。何度も読んだのですが最高以外の言葉が見つかりませんでした……!!本当にありがとうございます!! (2018年12月3日 18時) (レス) id: b3eb1b48b3 (このIDを非表示/違反報告)
Soa(プロフ) - 白黒さん» 恐縮です…とっても嬉しいです!!ありがとうございますorzリクエストありがとうございます、書かせていただきました…気に入っていただけたら嬉しいです!これからも是非よろしくお願いします(`・∀・´) (2018年12月2日 22時) (レス) id: abf13aa583 (このIDを非表示/違反報告)
Soa(プロフ) - 井上咲さん» ありがとうございます!嬉しいです〜(ノ_<)リクエストありがとうございます!頑張ります! (2018年12月2日 22時) (レス) id: abf13aa583 (このIDを非表示/違反報告)
Soa(プロフ) - おれを@コメ専用さん» 一番なんて言ってもらえて本当に嬉しいです( ;∀;)リクエストありがとうございます!頑張りますね!これからも是非ご贔屓に(^^)v (2018年12月2日 22時) (レス) id: abf13aa583 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Soa | 作成日時:2018年11月25日 8時