【テニプリ】平和に過ごしたい(願望)２

気になる人 ページ26

「幸村はまず病弱だからすげぇ驚いたな…花好きみたいだから華道とかしてそうなのに…真田は剣道とか空手とか武道してそうだし、柳は茶道、丸井と仁王は帰宅部、柳生も華道とか茶道かな…柳と柳生は日本の伝統のやつとか色々してそうなんだよなぁ…」

『まぁ、たしかに…和服似合うしね』

「ありがとう御座います」

「あと、ジャッカルか。あいつはテニスもしてそうだけど、どっちかって言うと陸上のイメージあるな…あいつ足速えし」

『あぁ…』

「逆にそれがいいって言われてるんだから…テニス部全員モテていいよなぁ」

「モテるのは幸村くんや丸井くんあたりですよ。私はそこまで…」

「ふふっ柳生だってモテるじゃないか。この前告白されてたのみたよ」

「幸村くん、そのことはご内密にと…！」

『へぇ…やっぱモテるんだ…私この前丸井がされてるのは見たよ…』

「ゲッ見てたのかよ…！」

『中庭歩いてたら仁王がなんか見てたからチラッとそっちの方向いただけ…』

「はっ！？仁王も見てたのかよ！？」

「俺は先客じゃ。あとから来たのはおまんらじゃ」

「クッソー…」

「御神は告られねぇの？」
『ないね。』

「意外だなぁ。御神さんも人気ありそうなのに」

「お前もうちょっと顔よく見せたら普通にモテると思うぞ？髪型変えるとかしても」

『やだよめんどくさい…』

「言うと思ったわ。柳とか真田とかジャッカルとかは告られたりしねぇの？」

「あっても断る！」

「なくはないが俺も弦一郎と同じで断るな」

「俺はいい人止まりな気がするし今のところないな」

「ジャッカル…仲間だ」

『田中はいい人止まりというかクラスメイトAぐらいの認識しかなさそう』

「おいこら御神」

「ふふっじゃあ御神さんは気になる人とかいないの？」

『は？』

幸村…こっちに話を振るな。全員こっち向くな、見るな…

「あっ確かに！いねぇのかよぃ」

「それは…気になりますねぇ」

「白状するほうが見の為かもな…ピヨッ」

「おっおっ、どうなんだよ御神！いねぇの？」

こいつら……田中除くこの三人がモテるとか絶対嘘だ…

気になる奴……ねぇ…

『…さぁ、どうだろうね』

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