三天 ページ3
三天。
私にアプローチをかけてきた六波羅探題、
無敵と
初代黒龍の明司・今牛・荒師を引き連れた
謎の男を筆頭にする梵。
そのうち六波羅と梵が交わっていると聞いたので
右京、左京(とその他数名のモブ)を引き連れ現場へ向かう。
「．．．あのガキは？」
左京『背が高いのが元東京卍會の副総長ドラケンその隣のちっちゃいのが元東京卍會壱番隊隊長の花垣。ドラケンを殴っているのが六波羅の総代である寺野サウス。』
「．．．音楽の授業かな？」
右京『黙って殴れねえのか？』
変な事に巻き込まれたくなかったので
今にも暴れそうな右京を左手で制止する。
「黙って見ようよ。単細胞。」
右京『．．．Aにだけは言われたくなかったよ。笑』
右京はこの"イツメン"だけの時しか笑わない。
最初の方はずっと敬語だし無表情だったから心配だったが
気を許してくれたのかと嬉しくなる。
「椅子。」
モブ『どうぞ！』
「右京と左京にも。」
左京『俺はいらん。』
私と右京は椅子に座り左京は立ちすくむ。
明司のおかげで大雨だが
イツメン達が傘を持っていてくれるので
私も右京も左京も一滴も雨に打たれていない。
「サウスがすげえのは分かったけどあのガキ(ドラケン)すげえな。体格差あるだろ？」
右京『あの無敵のマイキーとほぼ互角で戦ってたんだ。侮れないぞ。』
左京『今はマイキーとどれくらい差がついたか分からないな。』
3人でドラケンの分析をしていると
背後から腕を回される。
灰谷『京本さーん！来てたんですか〜？』
「．．．お前六波羅の灰谷？」
蘭『蘭でーす。仲間になってくれます？』
話し方が好きじゃなかったので右京にすぐ
追い払うよう目配せをしたが
蘭の隣に居るやつに目が奪われた。
「．．．蘭、隣のは？」
蘭『弟の竜胆です♡』
竜胆『第参席の灰谷竜胆です。』
右京が視界に入ってしまっているせいか
緊張しているようだが
私は何故か彼が気に入った。
「竜胆お前いくつ？」
竜胆『
「ふーん？灰谷ズも傘に入れてあげてよ。」
イツメンが傘を二本増やして持ってくれた。
「蘭、戦って来いよ。」
蘭『えー！竜胆居ないと戦えません。』
『それとも京本さん加勢してくれますか？』
すごくぶりっ子されて言われたが竜胆を返した。
右京『弟の事気に入ったか？』
「姉貴の血が騒いだかな．．．」
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りんご - めっちゃ面白いです。応援してます (2022年5月31日 7時) (
レス) @page13 id: 220ab80aca (このIDを非表示/違反報告)
もやし - 続き待ってます！！ (2021年11月2日 17時) (レス) @page6 id: e06502b7ba (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - めっちゃくちゃ好みです！どうやって竜胆くんを引き抜くのか楽しみです☺️ (2021年10月27日 22時) (レス) @page4 id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Black cat | 作成日時：2021年10月24日 23時
