40話 ページ41
双葉side
私の左隣に居る金髪の長身の男に話を投げかけた。
「……はっきり言って前代未聞です。実力があるとしても、一度に4個のルール違反をするなど、愚の骨頂としか思えません。ルール違反をしてる以上、こいつは明らかにブレイダーになる器ではないでしょう。このような浅はかで問題のある奴を入れるのは俺は反対です。ブレイダーとしての品位が落ちてしまいます」
「確かにそうだな……総司令、自分も十文寺の意見に賛成です。ブレイダーの正義ある行動をこのような者が出来るとは到底思えません」
「俺はどっちでも良いっすよー。可愛い女の子以外のむさい男どもの事なんてどうでもいいんで」
「俺もこの子は落とした方がいいと思います、総司令。ルール違反者は脱落対象という決まりですから」
「莉愛はみんなの判断にお任せしまーす♪ 」
「もう決まりやろ、悩む必要なんかあらへん。こいつは落とすべきや」
「大半が脱落希望か……なら仕方ない。園崎岳斗は脱落に____」
すると、足をテーブル上に乗せた黒ジャージの男が急に手を挙げた。
「ちょっと待った、俺はこいつを入れる事に賛成だ。こんなおもしれぇ奴を落とすなんて、もったいないにも程があるぜ？ 」
その言葉に全員が驚き、十文寺は黒ジャージの男に睨みを利かせる。
「
「十分わかってますよ、第1位様。わかった上で言ってるんだ。一度に4個のルール違反なんて……呆れるを通り越して笑えてくるぜ。後ついでに……こいつらも入れて欲しいなぁ」
木下はルール違反者と脱落者の資料にある数名を指差し、ニヤッと笑う。
それを見た
「貴様っ！！ ふざけるのも大概にしろっ！！ 我々ブレイダーは正義と共にあるのだぞ！！ ルール違反者どもを入れるなど、正義とは呼べん！！ 」
「別にいいじゃねぇか。無法者どもが居た方がおもしれぇと思わねぇか？ 」
「なんだと……！！ 」
「こいつらは俺の中では合格だ。責任は俺が背負う。それじゃダメか？ 総司令」
木下が言うことにはいつも何か理由がある。
面白いからと言うだけじゃない、こいつらに見込みがあるからだろう。
「……良いだろう。その代わり、その責任は重いぞ、木下」
「ありがとよ。あぁ、それと総司令。あんたにもう一つ頼みがある」
「頼み……？ 」
「あぁ、それは____」
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赤猫(プロフ) - くろーさぎさん» はい、ありがとうございます！これからも頑張ってきます！ (2019年7月24日 7時) (
レス) id: 4f3a6e4e78 (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - 失礼致します！とても面白いです！！個人的に木下さんが好きです……�兇盍萃イ辰堂爾気ぁ� (2019年7月24日 7時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫(プロフ) - riiuさん» いいですよ！ぜひぜひ作ってください！ (2019年6月17日 20時) (レス) id: 4f3a6e4e78 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 真冬ちゃん本当すこ……あ、お願いがあるんですが…この作品のスピンオフ的な立ち位置でComitemという作品を作りたいのですが…よろしいですか？ (2019年6月17日 19時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
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