第9話 ページ11
どうして、どうしてこうなった？
今、私の目の前には、あーでもないこーでもないと言いながら女性服を選んでいる推したちの姿。
「なぁ、Aはどっちが良い？」
「え、いや、どちらでも、、、」
「だから、うらさん！Aちゃんにはこっちの方が似合いますって、」
いやいや、だから、どうしてこうなった？
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ー 遡ること数時間前
今日は真冬様の家にそらるさんを始めうらさん、坂田、あまくんが来ていた。
始めは他愛もない会話をしながら私はお茶やお菓子を出したりしていた。
そんな中話題は服装に変わっていく。
「Aはずっと同じ服装だよね」
「そうですねぇ、仕事着と寝間着しか持ってないんで」
「え、そうなの！？だから休みの日もこの服なんだ、、、」
「えぇ、Aちゃん、女の子なんだから可愛い服とか着たいと思わないの？」
「いやぁ、似合わないですし、私はこれで十分ですよ」
そう言いながらお茶を注いでいると、皆さんがなぜか顔を付き合わせて小声で話し出した。
「どうかされましたか？」
「よし、A、今から出かけよう！！」
「え、え、今からですか？」
「そらるさんたちもそれで良いですよね？」
「「「いいよー」」」
言うが早いか皆さんは色々出かける準備を始めた。
「ほら、Aも早く！！」
「あ、はい、すぐに支度します」
そこから、久し振りに車を出していつも行ってるデパートよりも大きいところへ出かけた。
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そうして、今に至る。
まさか私の服を買いにくることになるとは、、、普通に天に召されそう((←
真剣に考えてくださる皆様に対して嬉しくもあり申し訳ない気持ちもあった。
だから私は、もう何十回目かの制止の言葉を述べた。
「私の服なんてどうでもいいですから、皆さまの服選びましょうよ」
「もー、これ言うの何回目？俺たちが選びたいから選んでるの」
うらさんがまたこれも何十回目かの言葉を言うと、今まで傍観していたそらるさんが声を上げた。
「なぁ、俺、司波さん連れてどっか行ってていいか？そっちの方が良くない？」
「そらるさん、たまにはいい事言いますね！！」
「たまにはってなんだよ！？まぁいいや、あーそう言う事なんで司波さん行きますか」
そう言ってそらるさんはトコトコと歩き始めた。私は真冬様や坂田に向けてお辞儀をしてそらるさんの背中を追いかけた。
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月影 うるか(プロフ) - まりーさん» ご馳走って言葉がもう…ありがとうございます！それだけで嬉しいw更新はやめのできるようがんばります！ (2020年3月15日 20時) (
レス) id: 43e2ad141c (このIDを非表示/違反報告)
まりー - 夢主メイド辞めないよね....?いや辞めるっていう展開もありがとうございますご馳走ですなんだけど........めっちゃ続き気になります更新頑張ってください!! (2020年3月15日 19時) (レス) id: 6004781fa4 (このIDを非表示/違反報告)
時藤 うるか(プロフ) - 優人さん» わぁ！？見つけてくださりありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年2月25日 12時) (レス) id: 43e2ad141c (このIDを非表示/違反報告)
優人(プロフ) - Twitter見ていつも読んでみたいな~って思ってたんやけど、巡り会えちゃいました！！更新頑張ってください (2020年2月24日 17時) (レス) id: 0718ecff1c (このIDを非表示/違反報告)
時藤 うるか(プロフ) - まりーさん» ありがとうございます！！そう言っていただけることが何よりの更新のg動力となります！！ (2020年2月21日 22時) (レス) id: 43e2ad141c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影 うるか | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/uruka_ura
作成日時：2019年3月7日 17時
