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この間のあれは、どうせいつもの翔太の気まぐれだと思ってた。
だけどそのあとすぐに届いた"前言った紹介したいやつがいるからこの日あけといて"というメッセージ。
案外あれは本気だったのか、なんて他人事のように考えてた。
どうせあの人以上に想えるわけがないから。
だけど、今は100でたつくんに向いてる気持ちが少しは分散されたら私も楽になれるかな、なんて最低なことが頭に過ぎる。
心の支えがいくつかある状態を自立、というらしい。
たつくんしかいない、と思っている私は依存しているのだろう。
彼に呼ばれたら出向く。
そんな代わり映えのしない毎日。
1番よくないのは、そんな日々を変えようともしない私。
あなたが残した唇の熱も流れた涙が冷やしてしまうというのに。
どうしようもないことは、頭の片隅に追いやってしまいたいけどそれより先に振り向いたあなたの瞳の中に吸い込まれてしまった。
「どうしたの？おてて止まってるけど。
ほら、たつくんのこと気持ちよくしてよ。」
つくづく悪趣味な人だと思う。
あなたの背中に跨ったのは腰が痛いとが嘆くから。
Aは、親指が曲がる人だからマッサージ気持ちいいんだよねなんて私をどこに並べているのだろう。
見知らぬ誰かの隣なのか。
変な意図なんてなかったのに、たつくんはいつも私をずぶずぶと沼に沈めておかしな気持ちにさせる。
どうせ私が溺れても、助けになんてきてくれない。
むしろ自己責任だと嘲笑うだろうに。
一緒に溺れてしまえるのなら、それでもいいと思ってた。
だけどそんな未来なんて来るわけがない。
「ほら、余計なことは考えないで。
俺のことだけ考えてよ。」
目の色を変えた彼が、起き上がって私を押し倒す。
手の甲に唇を寄せるその仕草が好き。
背中に感じる彼の家のベッドシーツと、独りで眠る夜。本当に冷えているのはどちらの方だろう。
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fk(プロフ) - 久しぶりに作品を読むことが出来て本当に嬉しいですт_т！！全ての作品がどれも大好きなので、お身体をお大事に無理のなく、にゃお。さんのペースでまた更新されるのを楽しみに待っています！ (10月14日 2時) (
レス) @page32 id: 7d863aa92d (このIDを非表示/違反報告)
律(プロフ) - にゃお。さんのお話をまた読むことができることに本当に嬉しいです。「またいつか」の「いつか」がちゃんと現実になったのだと心が震えています。もちろん作品を楽しみにしていますが、お身体を第一に、ご無理のないようお過ごしください。 (10月4日 16時) (レス) @page27 id: 0867174a9f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - これからどんな展開が待っているのか⁉︎続きを楽しみにしています。 (9月14日 6時) (レス) @page32 id: 7ea5ff59dd (このIDを非表示/違反報告)
にゃお。(プロフ) - ぴさん» ぴさま メッセージありがとうございます(^^) スマホの整理をしていたらデータが出て参りまして、、あんなに愛していただいていた作品なので手放してしまうのは勿体無いと、みなさまの元に届けてしまおうかと思いました！笑 またお楽しみいただけますと幸いです！ (9月7日 12時) (レス) id: d6ea68401e (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - まさかの復活で本当に驚きと嬉しさでいっぱいです、、！今でもずっと忘れられないフレーズ？があって、それが出てくるのを楽しみにしています♡ (9月6日 19時) (レス) id: 7c8e504e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃお。
| 作成日時：2025年9月4日 20時
