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side:sgi
数ヶ月滞在予定のお客様の対応が終わった後。
俺は、今日外出の予定があることをAに伝えた。
心なしか、
Aの顔色が悪い気がして声をかけると。
俺に営業スマイルを向けてくる。
…………数カ月、毎日一緒にいて。
わからないとでも、思ってる?
まあ、ここで詰めても何も言わんだろうし。
あとでじっくり聞き出すとしますか。
まあ、なんとなく。
Aと話していたときに、
突き刺さる視線を向けて。
俺を観察していた《お客様》が
関連していそうな気がするけども。
『あー、
このループから誰か俺を救ってくれ』
誰もいない部屋で、
俺の独り言だけが響き渡った。
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作者名:345 | 作成日時:2022年10月29日 19時