暗闇 ページ2
＜メンバーside＞
ライブツアーの大千秋楽、
俺たちが今できる全てを出し切った。
8人の気持ちが会場と一体化して凄まじいパワーを放ち、
振り落とされないよう全員が必死だった。
1人じゃ立って居られないような達成感と疲労感で
お互いを支え合いながら舞台裏へはける。
メンバーと顔を見合わせる。
最高の瞬間。
喜びを分かち合おうとしたその時、
Aが音もなく崩れ落ちた。
咄嗟に小瀧が抱きかかえたため大事には至らなかったが、
もう身体に力が入っていないようだった。
小瀧｢…っぶな！！…A？どうした！？｣
桐山｢ん？あれ、Aー？大丈夫か？｣
重岡｢なに？倒れたん？｣
小瀧｢急に力抜けてもたれかかってきた…｣
神山｢A？返事できる？｣
桐山｢無理そうやな、スタッフさん呼ぼか｣
�霤�｢俺呼んでくるわな。｣
中間｢貧血かな？歩けそうか？｣
藤井｢え、息してる？大丈夫？｣
小瀧｢してると思うけど…｣
重岡｢とりあえず俺運ぼうか｣
激しいライブの後だ。
貧血や過呼吸になるメンバーは少なくない。
ましてや女の子のAが俺らと同じライブをするのは
相当負担が大きいだろう。
ヘトヘトで精神も体力も限界を迎えていたが、
緊急事態となると自然に体が動く。
さっきまでの興奮を一旦鎮めて冷静に対処できるのも
今までの積み重ねがあるからだ。
Aを背負った重岡は疲労で震える足に力を込め、
他のメンバーもサポートに入った。
重岡｢A今日頑張ってたもんなぁ〜ちょっと疲れたなぁ｣
中間｢ほんま1番気合い入ってたな｣
神山｢A最近めちゃくちゃ忙しかったし…
緊張が解けたんかな？｣
藤井｢リハもギリギリやったもんな｣
桐山｢しげ、キツかったら言うてな？代わるで｣
重岡｢大丈夫大丈夫。
…なんかA軽なってる気すんねんけど。
ちゃんと食べてんのかな。｣
小瀧｢てかA全然返事せんけど…これ大丈夫なん？｣
神山｢貧血とか過呼吸やったらわかるもんな…｣
メンバー内にいつもと違う緊張感が漂い始めた。
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亜由 - 自分のペースで書いて下さい。シェアハウスのお話も楽しみしてます。 (2023年1月31日 4時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
夜光(プロフ) - 亜由さん» 返信遅くなってすみません💦リクエストありがとうございます！ゆっくりですが、お答えできるように頑張ります！！ (2023年1月31日 0時) (レス) id: b668a8ff43 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 主夢がインフルエンザにかかったお話を書いてもらえませか？ (2023年1月23日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - イブかクリスマスのお話を書いてもらえませか？書ける時でいいですから。 (2022年12月23日 16時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
夜光(プロフ) - 亜由さん» 感想ありがとうございます！更新頻度低めですが、楽しんでいただけると嬉しいです♪ (2022年12月20日 5時) (レス) id: 221577bf69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜光 | 作成日時：2022年3月26日 5時
