イナクロmemberで合宿！ (ページ44)

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38.攻めページ44

｢いやいや良いよ！上からジャージ着るだけだし！｣

私はサッと離れた。…い、嫌なんだけど。

フ｢ふふっ、照れ隠し？Aったら、かーわいい♪｣

フェイが口に手を当てて笑ってる。う、嬉しくない！///

天｢大丈夫だって！ただ着せるだけだから…。｣

天馬が目を細めて笑うと、白竜と剣城くんダッと走ってきて私の両腕をがっちり掴んだ。な、何するの！？///
するとフェイがジャージを持ってきて私の後ろに回り込み、優しくかけてくれた。…意外と強引じゃなくて良かった。
そして剣城くんと白竜がそれぞれ丁寧に袖を通してくれた。最後に天馬。

天｢ふふっ、何もしないって！｣

天馬は正面に立った。恐らく、ジャージのチャックを閉めるつもりだろう。

ガシッ

な、何！？//誰かが私の後ろから抱きしめてきた。

白｢動くなよ！｣

白竜だった。…白竜の匂いがする。
天馬はゆっくりｼﾞｼﾞｼﾞ…とチャックを閉めていく。ちょ、ちょっと…。

天｢はい、完了！｣

天馬が言うと白竜が離してくれた。や、やっと開放されたー！

天｢チャック閉めると盛り上g…｣
｢天馬のバカァァァァ！変態いいい！｣

天馬マジで変態！もー意味不明！
まぁ、これで一件落…

フ｢一件落着？そんなわけないって…。｣

フェイは読心し、グイッと顎クイしてきた。

フ｢これで終わりじゃないから…。｣

フェイ…読心しないでってばぁ…。いくら能力者(ｾｶﾝﾄﾞｽﾃｰｼﾞﾁﾙﾄﾞﾚﾝ)だからって…。

天「そうだよ、A！まだまだ合宿は長いよ…。」

天馬が言葉を言った後に黒く笑ったのは私の気のせい？
はぁ…。これから先、どうなるんだろうこの合宿。強化練習の為に来たはずなのに男子の暴走強化練習になってない？

葵「Aーっ！待たせてごめんね！ほらっ、直ったよ！」

葵が上機嫌で私にジャージを見せてくれたが、私それどこじゃないんだよね…。何でこの四人って葵が来るタイミングを知ってるのかな…？

ﾄﾝﾄﾝ

ん？誰、肩叩くの…。

フ「……。(ﾆｺｯ」

…あ、そーゆーことね。つまり…フェイが透視してみんなに伝えてるってわけで。
…ん？透視出来るってことは…。

フ「(ｺｿｯ僕、壁とかだけじゃなくて服とかも透視出来るよ…？(ﾆﾔ」

天馬と変わらずへんたーーーーーーーい！バカフェイ！

「あっ、葵！早くグラウンド行って準備しよっ！」
葵「え？う、うんっ！」

葵、ごめん！早くこんな変態のたまり場から離れたいんです！(´;ω;｀)