13 ES編 Side凛 ページ13
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まさかあそこまで辛いと反応を返されるとは思ってなかった。
悪いことしたな、と反省しながらAを送って戻ってきた。
ただ、涙目でわたわたと慌てる姿も可愛かったし、きっと似たような悪戯は今後もやるだろうな。
祭りのあとの片付けも綺麗サッパリ終わったところで解散して、寮に戻るところで同じクラスのやつと別のクラスの水泳部員が俺を呼んだ。どうしたんだと返事をして寄っていけば、深刻そうな顔で切り出される。
「松岡さぁ、屋上のアレ……なしたの？」
「屋上？」
「なんかこう、髪が縦にぐるぐるな感じの白波女子にさー。あと隣に座ってた白波女子、誰？ カノジョ？」
「――あぁ！ それのことか」
事情を説明すれば、心中お察しといった眼差しが向けられた。
そしてついでに思い出した。財布の中にしまったアレ。
「カノジョが『貴女の声は耳触りです』とか言うほど嫌がってたし、元々処分するつもりではあったんだけどさ。皆こーいうのってどうやって捨ててんの？」
「お前なぁ！」
「もらったことないっつの、バカ！」
「えー……」
執事はやりたくねーな、なんて簡単なことしか浮かばなかった。
そんなあの一瞬で、あんなにも俺のことを想ってくれている内容を言われたらそりゃ、嬉しかった。
あそこまで怒らせたことがなかったから�狹椶辰燭蕕海Δ覆覘瓩了僂�知れたのも、変な話だが嬉しかった。
部屋に戻ったら宗介がいた。さっきと同じ質問をしてみた。
すると、ぶっきらぼうに安っぽいライターが渡された。
「外で燃やしてこい。つーか今までどうやって捨ててたんだよ」
「絶対そうだって分かる雰囲気でしか渡されなかったから、全部断ってきた。受け取っちまったのは今回が初」
「ふーん。うっかりついでにボヤ起こさないように、お気をつけあそばせ」
「お前も見てたのかよ……」
結構知り合いに見られていたらしく、加えてムービー撮ってたやつもいたらしく。
少しの間、俺の周りでは�爐△修个燦斥姚瓩�流行ってしまった。こういうのはきっと高校生あるあるだ。
やっとAの口調も良いのか悪いのかは分からないが、人並みに崩れてきたというのに……。
とんでもない思い出が出来たもんだ、なんて助けを求めるように見上げた空は、雲ひとつない青空だった。
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bianca(プロフ) - コスミ＠終わらない夏さん» やはりそうでしたか！お返事ありがとうございました。 (2014年11月15日 11時) (
レス) id: 59896345eb (このIDを非表示/違反報告)
コスミ＠終わらない夏(プロフ) - biancaさん» そうですね、クロスオーバーさせております。別作品で箱根の狼さんを書き始める前に、相互ネタ仕込みしたかったので。 (2014年11月13日 16時) (レス) id: a3fcdb67fd (このIDを非表示/違反報告)
bianca(プロフ) - 32にでているあらきたさんとは弱虫ペダルの荒北さんでしょうか？？夢のコラボ！ですね＠ 'ェ' ＠ (2014年11月13日 0時) (レス) id: 59896345eb (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - コスミ＠終わらない夏さん» 軽音だったんですか！羨ましいです〜(≧◇≦) このクオリティで没案…だと…！？ すごく凛ちゃんだなぁと思って浸りながら読みました(*ﾉωﾉ) モモくんのクワガタへの愛がすごいですよねｗ 愛しの相手にはぴゅんすけをプレゼント！！ですからねｗｗ (2014年9月22日 16時) (レス) id: be52c26f88 (このIDを非表示/違反報告)
コスミ＠終わらない夏(プロフ) - さくら大好きさん» 妹（姉）がいる設定は公式であるのに、まったく影が見えないのですが多分姉大好きっ子だと思うんですよね……。凛ちゃんが二期からめっきりツッコミ係のギャグ要員化しているので、そこを活かせればなぁなんて思っております。応援ありがとうございます！ (2014年9月22日 10時) (レス) id: a3fcdb67fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コスミ
| 作成日時：2014年9月12日 14時
