私は神威じゃないって何回言ったらわかるんじゃァァアア！！

第6話、『私戦えます！男女差別しないで下さい！ゴリラ！』 ページ7

近「君がトシの言ってた子か？随分可愛い子だなぁ」

『ありがとうございます(棒』


なんとか屯所へ行き、近藤さんのところへ行けた。

後ろの沖田と土方の二人はずっと黙ってた。

すると沖田が私の前に出て「う〜ん」と悩んでいる近藤さんに話しかけた。


沖「いいじゃねーですかィ。この屯所に華がでますぜィ」

近「だがな総悟・・・。この子は女の子『私戦えます！男女差別しないで下さい！ゴリラ！』

近「初対面の女の子にゴリラって言われた？！」


しくしく泣く近藤さんを誰も慰めようとしない。


沖「じゃあ、誰かと手合わせして決めればいいんじゃないですかィ？」

近「・・・あぁ、その手があったか。それで決めよう！Aちゃんでいいんだよね？」

『あ、はい！』

沖「手合わせは俺が「お前はダメだろーが」・・・ちェー、なんでィ」


ずっと話を聞いていた土方が間に入る。そのことに沖田は残念と口を尖らせた。

でも私的には良かった。

真選組一の剣の使いと戦うのは私からゴメンだ。

ケガしたくないし。私、ほら乙女だから！


土「近藤さん、山崎あたりでいいんじゃないか？それか原田か」

近「そうしようと思ってる。Aちゃんはどっちがいい？」

『えと・・・』


原田さんとやらはあまり出て来ないサブキャラだしなぁ。

しかもあの顔で、あの体系だから、力で負けそう。

ここは山崎かな。ミントンだし。あんぱんだし。


『山崎さんでお願いします』

近「よぉし！決まりだ！道場に行こう！」


そして私は道場へ向かった。


山「どうも！山崎です！」

『あ、Aです！』


お互いお辞儀をする。山崎の格好はラフな格好だった。

いつもの隊服ではなく、袴だった。きっと非番だったのだろう。


そして軽く自己紹介をしたところで、山崎と同時に構える。


土「・・・・・・・・・ーーー初め！」

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