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Side A
悩みを誰かに聞いてもらえることって本当に幸せなことなんだと思う。
そしてそれが言くんだったから、もっと嬉しい。
今まで胸の奥で絡み合っていたものを、言くんは解き解してくれた。
3日ぶりの学校ももう怖くない、君がいるから。
「ちょっと言ちゃーん、僕体操服忘れたんだけど!貸してくんない!?」
「しゃーないなぁ、俺も体育あるんだからすぐ返せよ」
あれは問くんだ、言くんの双子のお兄さん。お互いちゃん呼びなんだ、可愛いなあ笑
私もいつか、そう呼んでも良いかな____
Side gn
ほんと問ちゃんは…俺体操服忘れんなよって朝言ったよね!?
俺それどころじゃないんだけど。
「あ、言ちゃんのプリンセス来たよ。行きなっ」
問ちゃんに強めに背中を押されて教室に入る。そこには愛する人の姿があった。
心無しか、数ヶ月前とは見違えるような明るい雰囲気を纏っているように見える。
「Aさん、放課後暇?今日一緒に帰らない…?駅前のカフェ行ってみたくて」
一緒にクイズの大会とか行きたいな。Aさん魚好きらしいから水族館巡りとかもしたい。
お家デートでクイズノックの動画鑑賞とかどうかなー、ちょっと地味かな。笑
Aさんの瞳に映る景色を、これからも見つめていたい。
「ねえAさん」
「俺と付き合ってくれませんか?」
『…もちろんです』
『これからはさ、言ちゃんって呼んでもいい?』
Side mn
いやーついにあの言ちゃんにも彼女が出来るなんてね。僕は恋のキューピッド、ってことでおけ?
にしてもラブラブすぎて羨ましいんだけど…今日なんて朝からデートって言って出かけちゃったし。
僕も早く彼女作って…言ちゃんたちとWデートするんだから!
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駄文ありまくりで長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます!
小説書くのは初めてなのでいいねやお気に入り登録とっても嬉しいです☺︎

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作者名:翠依 | 作成日時:2025年1月8日 23時