Dreams can take you anywhere＿.

. ページ47

.

side continuously


おかもっちゃんが私の服の袖をつんっと引っ張ります。

おかもっちゃん、あなた可愛すぎる…！！




"…？おかもっちゃん？どうしたの？"


「…あ、ごめんなさい。何でもありません。」


"あ、そう…？じゃ、おかもっちゃんお疲れ様。明日楽しみにしてる。"



少し素っ気なくしすぎたかな…？


ドアを閉めて私はもうダッシュし近くの壁に隠れて私は悶えます。








おかもっちゃんが可愛すぎる…。
服をつんって引っ張ってくるとか…。

と。惚れたら最後ですよね。

素っ気なくするのも少し寂しいですけどあと1日。嫉妬してもらいましょう…！！









.









⁑ 2日目 ⁑



今日はおかもっちゃん家に行きます。
嫉妬してもらえるといいな…。

あ、後日砂川さんから話も聞かないと。



ピンポーンと家のチャイムが鳴ります。


「あ、紀野さん。どうぞ中に入ってください！」


"…失礼します。"



私はおかもっちゃん家に来てもそれぞれ好きなことをしているので何もすること決めてないんですよね…。

何をしようかな…。



「…あの、紀野さん。パズル…しませんか？」


"うん、いいよ。パズルやろうか。"


パズルのピースは1000ピース以上。
久しぶりにパズルもするしできるかな…。


無言でパズルを完成させます。
おかもっちゃん、集中力がすごい…。







.






1時間もすればあっという間にパズルは完成。



"花火…の絵だ。…綺麗…。"


「…綺麗ですね…。」


時計をふと見れば夕方5時。
少し早いけど東大王の放送に間に合うように…。


"あ…そろそろ夕飯の準備し始める？"


「そう、ですね。準備しましょうか。」





冷蔵庫を覗けばたくさんの野菜やお肉たち。
これなら美味しい夜ご飯が作れそうです…！！



2人でやれば1時間もせず終わりました。


"いただきます。"


「…いただきます。」



ごはんと肉じゃがとほうれん草の胡麻和えと味噌汁。



和食って美味しいですよね。
あっという間に食べ終わりました。




急いで皿も洗えばもう7時。


一緒に見よう？ と誘ってソファーに座ります。


2日目の実験…本格的に開始です…！！


第1ステージは閃きバトル。
私が得意とするステージです。




「ここの紀野さん凄かったですよね！！」


"…そう？ありがとう。"


"私だけじゃなくて他の人も早いよ…。水上さんとか私より早いときあるもん…。凄いな…。"



最初はさり気なく褒めてみます。


.

_→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す