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渡辺side
川上拓朗
「こうちゃんも大変だね〜」
なんて川上が言いながら、
リビングに戻った瞬間視界が真っ暗になった。
福良拳
「こうちゃん見ちゃだめ!!!」
その声で犯人は福良さんって分かった。
「……なに?」
福良さんの腕を避けると
ソファに向かい合わせで座って
須貝さんに抱きついてるAと頭を撫でる須貝さん。
「……は?」
A
『須貝さんに頭撫でてもろたら、眠たなってきた……』
須貝駿貴
「いいよ、こっちに体預けて」
Aの体が完全に須貝さんに傾いた。
「ちょっと……!!」
Aの体を須貝さんから引き離してそのまま
さっきまで話してた部屋に連れ込んだ。
「……ねぇ、なにやってんの、」
A
『須貝さん、めっちゃ優しいねんもん〜』
「優しいからってだめ、須貝さんも男だよ。」
A
『ほんならこうちゃんも男やん、
こうちゃんも男やしもう抱きつかんね。』
「……それは違うじゃん。」
元々掴んでいた腕をもっと強く握った。
「ちゃんと俺の気持ちわかって。」
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2019年9月22日 21時