大好きな【川上】

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これから6話ほどは、川上さん以外のqkメンバーそれぞれとの絡みになります。

短編ではなくお話は続いてますが、
他の人とのお話が地雷の方は※が付かないお話までお待ちください。

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「えー、やっぱり川上が告ったの？」
『え、ええと、はい』
「へー、どんな口説き方？」
『え、ええ』

伊沢さんに尋問されているのは、川上さんが用事があると出かけた、二人きりのオフィスでのこと。
伊沢さん忙しいだろうに、キーボードとも仲良くしながら質問を投げかけてくる。

「でもちょっと意外。川上が惚れてるのは分かってたけど、Aちゃんはただのファンかと」
『やっぱりそう見えました？』

山本さんにもそう言われたんですけど、と続ける。

『今思えば知り合う前からリア恋でした。動画見る度に、どんどん好きになってました』

ほう、とニヤつく伊沢さん。
その目が、ふっと優しくなったのが分かった。

「……川上はさ、クールに見えて熱いことはAちゃんにも分かると思うけど。静かに燃えてるから、知らないうちに燃え広がってたりするんだよね」

友人を思う、優しい男の人の顔だった。

「それは俺らにも分かんなかったりして、たまに大変なことになりそうだったりするから。Aちゃんみたいに、癒してあげれる人がいたらって思ってた」
『そうなん、ですか』
「だからさ、……川上のこと、よろしくね」

やっぱり伊沢さんは伊沢さんだ。
からかってきたり煽ってきたり面倒なところもあるけど、この人が人望にまみれているのは、こういうとことん優しい部分のおかげなんだろうなと思う。

『伊沢さんて、素敵な人ですよね』
「え、なに。口説いてるの？」
『えええ、ちがいますよ』
「ははっ、冗談だって」

二人で笑いあって、今度はちょうどいい距離感で写真を撮ったのだった。


伊沢拓司 @✕✕✕

Aちゃんと語らいました。
あいつは幸せものだな、という感想ですね。

［伊沢とAのツーショット］

↪カワカミタクロウ @✕✕✕

俺の知らないところで何してんすか。
写真がかわいいのが気に食わない


@ーーー

あいつとは、川上さん……？

@ーーー

川上さんキャラ崩壊激しいw

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