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アレルギー / izw -青狼さんリク- ページ32

今日は、久々にみんなで飲もうという話になった。


たまたま7人全員の予定が合い、明日の心配もそんなにいらないとなり


福良さんが探してくれたお店に行くことになった。


そこは和食に特に力を入れているお店で


メニューの写真を見ると、どれも美味しそうだった。


みんな適当に注文を済ませ


料理が運ばれてくるまでの間、暫し談笑を楽しんだ。


伊沢「みんなで飲むのめっちゃ久しぶりじゃね?」


川上「そうですね、結構俺とか河村さんとか忙しかったですし」


河村「みんなも忙しかったけど、俺と川上はオフィスに行けない日も結構あったしね」


須貝「どれくらい振りだっけ?」


山本「多分……半年くらいはないんじゃないですか?」


渡辺「そんなにですか?もっと短い気がするんですけど……」


福良「いや、もっと長いでしょ」


いやいやいや……そんなに真反対な意見になることある?


川上「まぁ……どっちにしろ久しぶりなことに変わりはないですよ」


伊沢「間違いない」


そんなことを喋っていると、料理が運ばれてきた。


ついでにお酒もね。


やっぱ乾杯するならビールでしょ。


男ばっかりの飲み会だし尚更。


みんなでジョッキを持つと


伊沢「じゃあ、始めようか。かんぱ〜い」


俺がそう言うと、みんなでグラスの音を鳴らす。


コツンという高い、何とも良い音が何度も鳴った。


そのままみんな、ジョッキを口に運ぶと


ゴクッと喉を鳴らして飲んだ。


料理を口に運ぶと、本当に美味しくて


こんな店がオフィスの近くにあったんだ……とちょっと感動した。


山本「福良さん、これも食べて下さいね?」


そう言って山本が福良さんに差し出したのは、菠薐草のおひたしが入った小鉢。


福良「え〜?絶対やだよ」


渡辺「こっちでも良いんですよ?」


そう言ってこうちゃんは、茄子の煮びたしを差し出した。


福良「……こうちゃん、リズムゲームの企画、増やそっか?」


そう言って不敵な笑みを浮かべた福良さんに


渡辺「何で俺だけなんですか!」


反論したこうちゃんだけど


表情を全く動かさない福良さんに数秒後には


渡辺「すみませんでした」


降参していた。


そんな光景を見ながら、俺たち4人は笑っていた。

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琉智亜(プロフ) - 凛花さん» ありがとうございます! (2020年2月21日 19時) (レス) id: e44aaae991 (このIDを非表示/違反報告)
琉智亜(プロフ) - 凛花さん» ありがとうございます! (2020年2月21日 19時) (レス) id: e44aaae991 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 琉智亜さん» 了解です!承りました(*^^*) (2020年2月21日 19時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
琉智亜(プロフ) - 凛花さん» じゃあそれでお願いします! (2020年2月21日 19時) (レス) id: e44aaae991 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 琉智亜さん» 全然大丈夫ですよ! (2020年2月21日 19時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛花 | 作成日時:2020年2月4日 19時

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