体調が不良気味のようです【QK】-5- (ページ17)

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-3日後-

俺は約束通り、福良さんの家に来た。

福良さんに家に招き入れてもらい

少しだけ休憩をすると

準備を始めた。

準備はものの20分程で終わり

終わった直後に

ピーンポーン

インターホンが鳴った。

福良｢誰だろ……｣

ガチャッ

福良さんが玄関まで行き、鍵を開けると

渡辺｢福良さん！川上さんも中にいるんですよね！？｣

凄い勢いのこうちゃんの声が聞こえてきた。

え、てか待って。

何でこうちゃんは、俺が福良さんの家にいること知ってんの？

渡辺｢お邪魔します！｣

こうちゃんのそんな声が聞こえてきたと思うと、次は足音がどんどんリビングの方に近づいてきた。

ガチャッ

リビングのドアが開くと、そこにはこうちゃんがいた。

渡辺｢川上さん、良かった……｣

俺たちの目の前で｢間に合ったぁ……｣と胸を撫で下ろすこうちゃん。

この感じ……まさか！

川上｢こうちゃん、もしかして……｣

福良｢俺たちがしようとしてること、知ってる……？｣

渡辺｢知ってますよ。だから、止めに来たんです｣

でも、何で……？

福良｢何で、分かったの？｣

渡辺｢3日前、オフィスに泊まった日。俺、2人より先に終わって、仮眠室に行きましたよね？｣

川上｢うん｣

確かに行ってた。

渡辺｢1回仮眠室に行ったあと、執務室にスマホを置きっぱなしにしてることに気づいて、執務室の前まで戻ったんですよ。そしたら、2人の会話が聞こえてきて……｣

じゃああの時、こうちゃんに聞かれてたってこと？

まじか……。

福良｢じゃあ、俺たちが死のうとしてる理由も……？｣

渡辺｢はい。全部聞いてました｣

それから俺たちは、こうちゃんの提案でそれぞれをいじめてきてる奴らの連絡先を消した。

そしてついでに、もう死のうとしないことを約束させられた。

渡辺｢次、死のうとしたら、他のメンバーにも言いますからね！｣

……脅し付きで。

何かあったら相談するという約束も交わして

事の運びを様子見することになった。

まだどうなるか分からないけど

今1つ分かることは、少し心に余裕が出来てるってこと。

俺は1人じゃないって、分かったから。

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かなさん、5度目のリクエストありがとうございます！

こんな感じで良かったでしょうか？

よろしければ、リクエストよろしくお願いします(*^^*)

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