体調が不良気味のようです【QK】-5- (ページ15)

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いじめ / kwkm & fkr -かなさんリク- ページ15

ピロンッ

静かな部屋に、突然なったL○NEの通知。

恐る恐るスマホを開くと

"明日、いつもの場所に来い。来なかったらどうなるか、お前が1番分かってるだろ？"

俺はそれを見た瞬間、身体が震え出した。

……怖い。

また、明日もいじめられる……。

死にたい。

ほぼ毎日、殴られたり蹴られたりして

もう、心も身体も限界だった。

こんなに毎日辛いなら、死んだ方がマシ。

1度そう思ってしまうと、もうどうしようもなくて

いつの間にか、毎日死にたいと思うようになっていた。

俺がいつもの場所に行くと

｢おっそ。川上、やっと来たんだけど｣

｢何、俺らのことナメてんの？｣

｢それはいつも以上にされたいって捉えて良いんだよね？｣

自分たちで好き勝手に喋ったかと思うと、その直後に

全力の手や足が俺に向かって振るわれた。

川上｢っ……！｣

連日の暴力で蓄積した痛みと相まって、最早声にもならなかった。

思う存分暴力や暴言を浴びせると、3人は帰って行き、何とか今日を耐え抜いた。

ガチャッ

川上｢おはようございます｣

痛む身体に顔をしかめたくなるのを、バレてはいけないからと必死に我慢し

何とか普通に見えるように振る舞った。

最近、いじめの所為で

仕事にも集中出来なくて

締め切り間近の記事が何本かある。

これは……やばいな。

今日はオフィスに泊まるか。

今日はあいつらからの連絡が来ないことを祈りながら

伊沢さんに、今日は泊まることを伝えた。

渡辺｢終わったー……！｣

今日、オフィスに泊まることになったのは福良さんと俺とこうちゃんの3人。

こうちゃんの声に、時計を見てみるともう12時をまわっていた。

川上｢もう、こんな時間か……｣

渡辺｢2人はまだですか？｣

川上｢俺はまだかな｣

福良｢俺も、まだかかる｣

俺たちの返答に、こうちゃんは

渡辺｢分かりました。じゃあ俺、先に寝ますね｣

福良｢お疲れ〜｣

渡辺｢お疲れ様です｣

こうちゃんは仮眠室へと向かう為、執務室を出た。