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「……ーい。伊沢ー?」
そんな声と、優しく揺さぶられる感覚に目を覚ます。
あれ?俺……寝たんだ?
須貝「おはよう。ごめんね、起こして。寝てもいいんだけど、ベッドで寝ないと。ただでさえ熱、高いんだからさ。」
須貝さん、本当に来てくれたんだ。
伊沢「すみません。ゲホッ!わざわざ来ていただいて……ゲホッ!ゴホッ!」
須貝「あーあ、ほらほら!無理して喋んなくていいから」
「はい」と言って渡されたのは体温計。
須貝「とりあえず、最初計ってから多少時間は経ってるし、もう1回計ってみて」
俺は頷くと、体温計を脇に挟んだ。
ピピピピッ
須貝「鳴ったね」
体温計を見てみると39.2℃の文字。
これは……やばい。
すぐに須貝さんに渡す。
須貝「39度2分……!?これ、もしかして……伊沢、どこか痛いとことかない?」
痛いところ?
いっぱいあるな……。
伊沢「ゲホッゲホッ!頭と、喉がゲホッ!痛いです……。あと、腕の関節も……ゴホッ!」
須貝「関節も痛いの?やっぱりこれ、インフルじゃない?」
インフルか……確かに、インフルだったらこんだけ熱が高いことにも納得がいく。
インフル、最近流行ってきてるからなー……。
須貝「病院行こっか。」
俺は須貝さんに連れられて、病院へ向かうことになった。
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凛花(プロフ) - 花蓮さん» 感想を下さったのは火傷の話ですかね?いつもと違う感じの作品になったので、私の中でも割と気に入っている作品の1つです!こうやってコメントを下さる方がいるので頑張れます!ありがとうございます(´∀`) (2020年9月27日 18時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 花蓮さん» コメントありがとうございます!私が動画で本当にたまに出る川上さんの関西弁に萌えるタイプなので、つい関西弁で喋らせちゃうんですよね。私の作品に面白いと思って頂けてすごく嬉しいです!ありがとうございます(*^^*) (2020年9月27日 18時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 何か須貝さんのお兄ちゃん感あふててて、きっと顔には出ていないだろうけど須貝さんを頼っている川上さん…。凄く面白かったです。 (2020年9月27日 15時) (レス) id: b11d0cfa2b (このIDを非表示/違反報告)
花蓮 - 川上さんって普段そんなに関西弁は出てないから、ついあれって思っちゃうけど (2020年9月27日 15時) (レス) id: b11d0cfa2b (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 高橋さん» 通知が届きますので、何処でも大丈夫ですよ! (2020年3月22日 0時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛花 | 作成日時:2019年12月4日 21時