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賑わいのある表通りを抜けて最奥まで連れてこられてきた。そこには幻桜花にあったものよりかなり白い鳥居が存在しておりそこから先は林道となっていた
鳥居の両隣には二つの可愛らしい顔をした小狐の石像が遠くを見つめていた
「お客さんですよ」
センラさんがそう何かに対して呼びかけると右の方にあった一体の小狐の銅像がカタカタと震え始め大きな音を立てて煙が舞った
その音に驚いたため反射的に目を瞑り少し時間が経った後にゆっくりと閉じていた瞼を持ち上げた
すると先程石像だった小狐は黄色の体に変化し目じりには特徴的な朱色のアイラインのようなものと額に縦線が三本引かれていた
「俺の住処の守護をしてくれているぺぽです。Aも困ったらこの子に頼ってください」
ぺぽちゃんはセンラさんの周りを二、三回確認するようにぐるぐる回ったあと主人だと分かったのか足元にすり寄った
か、かわいい…めっちゃふさふさだし！
「それじゃあ行きますよ。この先には結界が貼ってあるので承認した者にしか見えないようにしています」
目先を上げると先程まで殺風景で自然が溢れていた道はなく豪勢な御殿のようなものが現れていた
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夜紅茶(プロフ) - Naoさん» コメントありがとうございます！そんな前から見ていただいて嬉しいです！気長に続編を待っていただければ幸いです。 (2020年10月4日 19時) (
レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
Nao(プロフ) - この小説が書かれだした頃から見ているのですが夜紅茶さんの言葉選びは凄く人を惹きつけるもので素晴らしいと思います！続き待ってます！楽しみです！ (2020年10月4日 18時) (レス) id: b92cb2f456 (このIDを非表示/違反報告)
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