【マフィア松】マフィアさんは社畜ちゃんにデレデレらしい (ページ13)

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着替え終わり、部屋にある鏡に自分の姿を写す

…………うん、悪くない

あの人のことだから、もっと派手なのを持ってくると思ったけど

なんか逆に引く

「Aさん、終わりましたか？」

この声は……メイドさんか

『はい、どうぞ入ってください』

「失礼します………わぁ～！とっても似合ってますね！」

『あ、ありがとうございます』

何だか少し照れてしまう

「髪型、整えておきますね！」

『お願いします……』

そう言うなり、鏡の前に座らされ

髪を整え始めた

「髪とってもサラサラですね、羨ましいです」

『そうですか？』

「えぇ、とっても！」

なんかこのメイドさん…………とってもかわいいよね！

しかも性格もいいし、すごくいい子すぎる……

「できました！」

鏡を見てみると

髪型が華やかになっていて、魔法がかかったみたいだった

『なんか……ありがとうございます』

「いえ、当たり前のことをしただけですので」

この子には悪というものが一切取り付いていない

逆にピュアすぎる

「Aさん、お時間ありますしリビングに行かれてはいかがですか？」

『えっと……今ですか？』

「はい、きっとカラン様も喜びますよ」

そういえば……カランさん仕事だったよね

せっかくこのドレスだってくださったし……

『わ、分かりました』

「では行きましょう！」

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