第十四章【ムフリッドの宵闇】 ページ7
・
宵闇
夕方の薄暗さのこと
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
トゥルース城の城門前。私の目の前には太陽のように暖かい笑みを浮かべシルクのような白髪の髪を靡かせる相川様と月のように穏やかで口元で弧を描き光を反射し飴色のように髪が綺麗な天宮様が出迎えてくれた。
「元気にしてた?」
「はい、お二人も何もお変わりなくて良かったです。」
会ったのは1ヶ月前くらい久しぶりだったというのについ最近会えたかのような感覚に思えてしまった。
でも貴族様と、ましてや位がその中でも上の人とこんなにも多く対面するなんて執事以外で考えると中々いらっしゃらないのではと自分でもふと恐ろしく思った。
「Aちゃん久しぶり!」
「相川様、ご無沙汰しております。」
「今日はあんまり堅苦しくしないで。気楽に楽しくいこーよ!」
「は、はぁ。」
「この前みたいな感じで呼んでくれないの?」と言われうっと息を詰まらせた。だってこの前はお二方に無理やりせがまれたから仕方なく呼んだだけであって今はそんなこと出来るわけが…
「…相川さん。」
「そうそう、よく出来ました!」
「え、もう二人って…」
「ち、違います!誤解です!!誰とも婚約者として契約なんかしてませんよ!」
・
247人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヨル(プロフ) - コメントありがとうございます!何とかひねりにひねって作品を良いものにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします (2020年1月16日 20時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月16日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん» いやいや全然!バイト〜〜〜頑張れ!!!!!(元気玉)いつでも待ってるよ(イケウ``ォ) (2019年8月21日 1時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - パピヨンちゃんおひさ!ありがとねー!!今、バイトとかの予定で中々更新頻度が下がってしまってね…気長に待ってて! (2019年8月11日 19時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん久しぶり!!!!作品面白いね。読んでて楽しいよ!!更新頑張って! (2019年8月11日 13時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜紅茶 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/qZN5vxyJ6V2/
作成日時:2019年6月28日 15時