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「どういうことなん。こいつらがAのことを傷つけたんか?」



黙り込み下の方を俯く天月とまふの様子を見れば肯定してることが分かり俺は溜め込んでいた怒りを吐き出した



「そんなんで何が大貴族や!!何が国とか街で一番偉い奴で気取ってんねん、お前らにそんな資格なんてあらへんわ。やめちまえ!!」

「坂田、やめろ」

「お前らは命ひとつくらいならちっさいものだって感じてるん?Aは死にそうやった、なのにようそんな平気な顔して見捨てたな?それは貴族どころか人として失格や!!」



二人とも状況を知らなかったのか俺の顔を見て驚いた表情を見せて顔を強ばらせていた

後ろから「坂田」とうらさんに名前を呼ばれ止めるように言われるが俺から出てくる言葉と怒りはとめどなく次々と溢れてきた

俺だって無関心にAを死に追い込もうとしたけど救おうと必死で頑張った。なのにこいつらは自らの手を汚さずA自身を傷つけるどころか死を促したことに対して腹が立った



「…まふくんは悪くない。俺が元凶だから」



沈黙を破ったのは天月だった。まふは天月を見て目を見開きながら何かを言おうとしていたが天月は遮るように手を出した



「俺が言ったんだよ。『Aのことなんか可愛そうで助けてやっただけ、なんとも思ってない』って」


「…ふざけんなっ!!」



俺は目の前の天月が言っていたことに対して怒りが収まりきらず一発頬に拳で殴った

その勢いで天月の体は倒れ込んだ。「坂田!」と止める声は聞こえてくるが俺はそんなのも気にせず胸ぐらを掴み口端から血が滲み出ている奴の目を真っ直ぐ見て今まで感じていたこと全部打ち明けた



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ヨル(プロフ) - コメントありがとうございます!何とかひねりにひねって作品を良いものにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします (2020年1月16日 20時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年1月16日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん» いやいや全然!バイト〜〜〜頑張れ!!!!!(元気玉)いつでも待ってるよ(イケウ``ォ) (2019年8月21日 1時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - パピヨンちゃんおひさ!ありがとねー!!今、バイトとかの予定で中々更新頻度が下がってしまってね…気長に待ってて! (2019年8月11日 19時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん久しぶり!!!!作品面白いね。読んでて楽しいよ!!更新頑張って! (2019年8月11日 13時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜紅茶 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/qZN5vxyJ6V2/  
作成日時:2019年6月28日 15時

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