久しぶりのメンツ ページ42
『くしゅ……っ!! 』
Fr「大丈夫Aさん? まだ体調悪いのかな? 」
第一草食棟に入り階段を登っているとくしゃみが出た。最近こればっかだよほんと
また誰か噂してるなこれ
『いえ大丈夫です。』
Fr「しんどかったらいつでも言ってね。」
『ご心配ありがとうございます。』
Fr「緊張するかもだけどみんな良い子達だからきっと仲良くなれるよ。」
『……そうですか。』
別に他人と仲良くなるつもりはねぇ。私の学園生活の邪魔さえしなければそれで良い
Fr「じゃあ私が先に教室に入るから、呼びかけたら入って来てね。自己紹介も簡単で良いから考えといてね。」
『分かりました。』
フリーデン先生が1ーＪと書かれた教室のドアを開けた。壁越しにでも分かる沢山の話し声に懐かしさを感じて気分が沈む
Fr「はーい皆んな座って静かにしてね。」
「「はーい。」」
いや素直かよ
先生が呼びかけた途端にガタガタと座る音が聞こえる
高校なのに小学生のクラスみたいな返事に思わず声が出そうになったじゃねぇか
Fr「今日からこのクラスに加わる子がいます。Aさん入ってください。」
『失礼します。』
そう言い教室に入った。入った瞬間に感じるたくさんの視線に息苦しさを感じながら黒板の中央の前に立つ
『今日からこのクラスに入るAです。不束者ですが3年間宜しくお願いします。』
——パチパチパチ
Fr「Aさんは親睦会の時に重傷を負って一週間病院にいましたが今日から復帰なので皆さん仲良くする様に。」
「「はーい先生ー! 」」
いや素直かよ(2回目)
Fr「じゃあAさんは後ろの窓際の空いている席にお願いね。」
『分かりました。』
指示された通りに窓際の一番後ろの空いている席に歩きカバンを下ろして隣の席に挨拶する
『宜しくね。』
完璧な営業スマイル。流石私だ
?「……えっ? 私のこと覚えてない? 」
『……はい? 』
えっどうしよう覚えてない。目の前にいるのは少し気の強そうな目をしてポニーテールのバット族の女子
ん? バット族?
『あっ……親睦会の時の。』
Shu「忘れてたな? まぁしょうがないか。私はシュヴェスター。宜しく。」
『宜しくシュヴェスターさん。そう言えばあの時一緒にいたシープ族の人はどうしたんですか? 結構中良さそうでしたけど。』
Shu「あいつは前の席。デカいからすぐ分かるでしょ。」
指差した方を見れば確かに見たことある後ろ姿が居た
夫婦かよお前ら
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wine(プロフ) - 更新ありがとうございます！ワクワクな展開が止まんなくて始終ニヤニヤしながら読んでました笑主人公ちゃんの性格が最高に好きです (2022年12月29日 21時) (
レス) id: a177b10476 (このIDを非表示/違反報告)
ウシベコ(プロフ) - GurauGaさん» コメントありがとうございます! これからも次の展開が気になるような夢主の奮闘が見れるようにぼちぼち更新頑張ります! (2022年12月29日 21時) (レス) id: 5cae5ae8ba (このIDを非表示/違反報告)
GurauGa(プロフ) - 最高に最高して最高でした。超絶面白いし伏線がめためた好き (2022年12月29日 2時) (レス) @page45 id: 1e7013ed24 (このIDを非表示/違反報告)
ウシベコ(プロフ) - wineさん» コメントありがとうございます! psのヤンデレはその内出す予定です! 作者なりにヤンデレに個性出したいと思って考えてるので褒めていただきとても嬉しいです! これからもぼちぼち更新頑張ります! (2022年12月18日 8時) (レス) id: 5cae5ae8ba (このIDを非表示/違反報告)
wine(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヤンデレの属性がバッチリハマってて笑うw psの元のヤンデレってなんだったのか気になるな (2022年12月17日 20時) (レス) id: a177b10476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウシベコ | 作成日時：2022年11月12日 0時
