【d！】弱肉強食の世界で最弱の私:2

弱点探しは十八番です ページ5

　
　
　バット族の女子の場違いな行動のおかげで冷静さを保てた。普段だったら思考は別として体が萎縮して動けなくなってたわ


　冷静な頭で考える


　どうやらショッピの野郎はロリとか言う存在に執着しているらしい。執着するって事はそいつの精神安定剤みたいなものだろう


　前世の私で言う理想や、希望、救済


　それが壊れた時の絶望と喪失感は計り知れない(経験者は語るぜ☆)

　何かしらの原因でロリに執着するようになった原因があるはずだ。それが分かれば後は壊すのみ(この結論を出すのに僅か0.3秒)



　私、精神魔法系統は得意です。そっちがその気ならこっちも本気で勝ちにいかせてもらうぜ


『ロリって何か分かります? 』ｺｿｯ

　まずはロリがまず分からないので後ろで悶えてる女子の肩貸している男子に聞く

「えーと、幼稚園児か小学生低学年くらいの女の子の事…よく分かんないけどそんな感じかな? 」

『成程。教えていただきありがとうございます。』


　よし。ただの犯罪予備軍だった(遠目)


　幼い女の子にあんなパワハラじみた事やってみろ大炎上だぞ……いやこの世界なら普通か。誘拐、洗脳、殺人事件etc...物騒な報道なんか毎日のようにあったしな


　やっぱこの世界クソだわ(白目)


shp「考え直すんやったら今のうちやでA。俺と大人しく”契約”するか、両足なくなって契約するか選べや。」

　何だよそのYES orはいで答えなさいみたいな前世のクソ上司の言葉に似た質問は(怒)。質問というか脅しだろうが

Ra「足切り落とすなんてそんnﾓｺﾞｯ」

　口を挟もうとした脳内花畑の口を手で塞ぐ

　お前入んなややこしくなるから(怒)。因みにだがヤンデレ野郎はショッピの後ろで犬と一緒に影魔法で口を塞がれ壁に拘束されている。喧嘩売る相手間違えたなざまぁ

　私の思考が読み取られない様に笑顔で取り繕ってニコニコとショッピに話しかける

『契約する前に一つ質問なんですけど何でそんなにロリに拘るんですか。』


shp「何で…? そんなん”歪んでない”からやけど。」


『歪んで……?』

　歪む? 何が?

　分かる情報は幼稚園から小学校の女の子。そして歪んでない事から連想する。幼く無邪気に走り回る姿。まだ社会を知らない”純潔さ”、何も知らない無邪気な笑顔……


　あ、成程(察し)


　何となく察したわ。であれば私が取る行動は一つ


『私っ! 心臓が張り裂けそう!!』

　胸を抑え甘い声で悶え出した私


shp「……は? 」

メス豚モード全☆開→←みんな心がドライ

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