私には隠密一択のみ ページ40
魔法の技術もだが体から溢れている膨大な魔力に化け物じみた身体能力
生物としての”格”が違う
アレに勝負挑む奴はただのど阿呆か、頭のネジぶっ飛んだバーサーカーぐらいだ。生憎だが私は弱小種族のラット族。対面しただけでアイツの魔力に当てられて”魔力酔い”起こす自信しかない。勝負なんてまず出来ねぇ
ラット族の体の脆弱さ舐めんじゃねーよ
アレだからな? こっちはストレスでポックリお陀仏なんて当たり前だから。気抜いたらすぐ死ぬから。舐めんなよラット族
この歳まで生きれるラット族なんてただ運が良かっただけか、常に死の意識持ち続けてる私みたいな捻くれた奴だけだから
“戦うなんて言葉は私の辞書には無い……っ!!”
ショッピの野郎がこの場を去るまで全力で存在消します。今すぐこの場から離れたいけど動いたら100%気づかれる。断言する
私にはショッピが去るのをひたすらに待つ一択のみ。マジ
木陰に隠れひたすら心を無にしてショッピが過ぎ去るのを待つ
shp「はぁ……無駄に時間使わせやがって。俺には大事な用事があんねん。」
そう言ったショッピの野郎だが動く気配がない。大事な用事があるのなら速く移動してくれないかな?
そう思っていると急に悪寒がした。無意識に自分の長い尻尾を握りしめる
shp「……すぐ近くにおるやろ。合法ロリ」
明らかに私に向けての言葉が発せられた
…イナイヨ(震)
落ち着けA。相手の魔力探知がいくら良くても絶対に気付けない。私の気配遮断は完璧だ
shp「お前のお兄ちゃんやぞ。出て来てや。」
何がお兄ちゃんだ。私は生涯一人っ子やってんだよ。出るわけねぇだろがタコっ!!(怒)
君と関わると嫉妬でいろんな方向から殺意が飛んでくんだよ。それなら3年間一人から逃げ回っる方が遥かに簡単
shp「すぐ近くにロリがおる気配がするのにな。勘が鈍ったか。」
ホント怖いコイツ
勘が鈍ったって何? なんで分かんだよ可笑しいだろ
shp「……炙り出すか。」
そうショッピの野郎が言うと急に竜巻の様な風が吹き始めた。段々と風の勢いは強くなっていく
ビュォォォォ———!!
『……っ!!』
強風に煽られバランスを崩し思わず声が漏れた
ほんの小さな声、こんな突風吹き荒れる中で気づく奴はまず居ない筈
shp「やっぱおった!! 」
デスヨネー(諦)
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らむ - ラピュちゃんの初登場シーンほんとに好きすぎるww (7月10日 1時) (レス) @page46 id: 2740f6696a (このIDを非表示/違反報告)
ウシベコ(プロフ) - 弦さん» コメントありがとうございます! 作者の都合で更新途切れたりすることもございますが気長にお待ちください! これからも無理のない程度にぼちぼちと更新頑張ります! (2022年11月27日 2時) (レス) id: 5cae5ae8ba (このIDを非表示/違反報告)
弦(プロフ) - コメント失礼します、とても隅々まで凝っていて人外系で(そして他の方も仰っているようにgtさんが登場して感激感銘を受け)思わずコメントさせていただきました。とても面白く大好きです。無理のないよう更新頑張ってください…! (2022年11月26日 3時) (レス) @page24 id: c2360e86b7 (このIDを非表示/違反報告)
ウシベコ(プロフ) - 雪見大福さん» コメントありがとうございます!! エールををエネルギーにして更新頑張りますので応援を暇つぶし程度によろしくお願いします!! (2022年11月12日 0時) (レス) id: 5cae5ae8ba (このIDを非表示/違反報告)
ウシベコ(プロフ) - Rayさん» コメントありがとうございます!! gtさんの狂人感がこの作品にはピッタリハマりそうだなと思い書きました! これからも更新頑張ります!! (2022年11月12日 0時) (レス) id: 5cae5ae8ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウシベコ | 作成日時:2022年9月16日 7時