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「Aちゃん、あーんして」
ツンツンと玉森さんに横腹をつつかれて
顔を向けると
口に入ってきた甘酸っぱい食べ物
「美味しい？」
「いひご？(いちご)、甘くておいひーでふ」
口いっぱいの大きないちごを一生懸命ほおばる
「イチゴだけど、ただのいちごじゃないよ！玉森特性スペシャルストロベリーね」
「………」
(それは普通のいちごとどう違うの？)
質問したいのにイチゴが大きくて
なかなか話せない
口をもぐもぐさせたまま
玉森さんを見つめていると
「どう？俺のこと好きになってきた？」
「………？！」
「俺のこと好きになるスパイスが入ってるんだけど…///」
私の耳元で耳を真っ赤にしながら囁く玉森さんに
思わず赤くなる私
やっとの事でイチゴを飲み込んで
「……なっ！………なんですか？いきなりっ…///
からかわないでくださいよ」
玉森さんに反論する
「ドキドキした？」
恥ずかしそうに笑う玉森さん……
本気か冗談かわからない
都会の男の人はみんなこんな感じなの？
田舎暮らしが長くて私の感覚がおかしいのかな？
「Aちゃん、顔赤いけど大丈夫？」
ついには藤ヶ谷さんに心配される始末………
「大丈夫です………///」
恥ずかしくてドキドキして
落ち着かない気持ちのまま
黙々と朝食を平らげた
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横尾渉 - 面白いです。続き待ってます！ (2018年9月12日 16時) (
レス) id: 0c3559fc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆり | 作成日時：2018年8月11日 0時
