白雪姫と7人の恋人たち 1

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「バカ！押すなって！」

「押してないよ！」

「早くノックしろよ！」

「えっ？女の子の部屋入って良いの？」

「違う！入るんじゃなくてノックだって！」




朝、起きてひと通りの準備を済ませて
朝食をどうしようか迷っていると
騒がしい廊下………



「ん？私の部屋の前？」



扉を開くと





「うわぁ！！？！！」





二階堂さんと千賀さんと北山さん………



「えっ？どうしたんですか？」



扉の前で尻もちをつくほど驚いてる3人に
手を差し伸べながらたずねると



「横尾さんが朝ごはんできたからAちゃん呼んできてって言ってて起こしにきたんだけど、もう起きてたんだね」



北山さんがそう言って笑った






千「俺、ドキドキして損したー」


二「女の子の部屋ってどんななの？」



部屋をのぞこうとする
二階堂さんと千賀さんに
昨日のモノマネ選手権で
すっかり仲良くなった私は



「ちょっと！2人ともへんたいっ！女の子の部屋はのぞいちゃダメ！」




背中を押してエレベーターへと促した

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