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ご飯を食べてお風呂にお湯をためて
久しぶりに2人で入る
真っ白になった入浴剤入りのお風呂は
いい香りがして
それが余計緊張させる
「Aさんもういい？」
「まだダメ！私が湯船に入るまで目つむっててって言ったでしょ？」
「あっ、ちょっと見えちゃった！」
「もう！ダメだって！見たら二度と一緒に入らないから！」
「まだー？」
「はいっ！いいよ！」
急いで湯船に浸かると首までもぐる
「もう全部見てるのにお風呂ではダメなの？」
「うん！お風呂は明るいからね！」
「ねっ、俺の腕ちょっと見て！筋肉付いてきたと思わない？」
「………そう？///」
ガバッとお湯から出された腕が
男らしくてろくに見もせず
目をそらした
「まだダメかー……じゃあ、腹筋は？前は割れてたんだけど 今 ちょっとポヨポヨしてる」
「みっ……見せなくていいから…///玉森くん、目つむって！」
「えーっ！また？」
「うん、私 先に出るから…///」
久しぶりに入るお風呂はドキドキが多すぎて
のぼせてしまう
男の人の身体なんて見慣れてきたはずなのに
玉森くんのは……
(恥ずかしくて見られないっ…///)
ゆっくりもまったりもしないまま
お風呂を飛び出した
「Aさん、身体ちゃんとあっためないと体調よくなんないよー？」
後から出てきた玉森くんにお水を差し出す
「いや……ちょっとのぼせちゃって……///」
「えっ？そうなの？あっ！分かった！俺の身体に見惚れたんでしょー♪」
上機嫌な玉森くんに心中落ち着かない私
今なら聞けるかもしれない……
ソファーに並んで座りながら玉森くんを
のぞき込んだ
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作者名：ゆり | 作成日時：2019年4月29日 16時
