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いじめられっ子4 ページ7

テグンの家に着くとゆっくりしゃがんで俺を下ろしてぽんぽんと優しく制服の汚れを落として家に入れてくれた

「適当に座って」

「お邪魔します…」

ご両親は帰ってないのか家の中はシーンとしていて
とりあえず俺はリビングのソファの前にぺたりと座り込んだ

「ソファに座れよ…」
呆れたように笑いながら目の前にテグナが座って
殴られた俺の口元を親指で優しく撫でた

「っ、…」
「痛むか?」
「んーん、平気…」
「頭は?」
「少しだけ、でも大丈夫!」

聞きたい事は沢山あった、けど
テグナがじっと見つめてくるから何も言えなかった

「これからは俺から離れるなよ」

「うん……えっ!!!??」

「うるっさ…」

「ご、こめん!」

ふっ、と口元を緩ませて笑うと胸元の開いたシャツをジッと見つめる
恥ずかしくなってシャツを寄せて隠した

「なんていうか、その…そういう事も…されてたのか」

「…うん、」

コクリ、とうなづくと腕を引っ張られて
気が付いたらテグナの腕の中

「もっと早く気がつけばよかったな」
「そ、そんな…事…ない、っ」

テグナが優しい事、いうから
涙が溢れてテグナのシャツを濡らしていく

「ハギョナ、もう大丈夫」

少し体が離れてテグナが俺の涙を拭ってくれて
そぉっ、と近づく顔
触れるだけの優しいキスをすると急に照れたように笑ってもう一度俺を強く抱きしめた





(ずっと俺が守ってやる
(うるさくてもいいの、?
(他の奴の話ばっかりするなよ?
(ふふ、わかった

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杏杏(プロフ) - p663さん、ヘムチ可愛すぎますー^_^読んでてほっこりしちゃいます。 (2017年6月4日 16時) (レス) id: 7fcd0680c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:p663 | 作成日時:2017年5月17日 11時

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