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浴室のシャワーの音が止まった。
先程とは違って空間が一気に静かになると、Aと顔を合わせるという緊張感からから、急にそわそわしてしまう。
♪〜♪〜
Aのバッグの中から、スマホではない着信音が聞こえる。
中を上から覗き込むと、通信機器の光が隙間から溢れているのが見えた。
たしか、イッシュ地方のアイテムの…ライブキャスター、とか言ってたっけ。
バイブの振動によってライブキャスターがズレた時、画面にある名前が表示されたのを見逃さなかった。
"ギーマさん"
それを見た瞬間、オレ中で何かが切れた。
ソファから立ち上がり、そのまま歩いて脱衣所のドアを開ける。
電気をつけていなかったのか、中は薄暗い。
そんな中でもAの姿はハッキリ捉えた。
驚いて目を見開いてこちらを見ているAは、胸元から下がバスタオルに包まれており、濡れた髪は１つに後ろで纏められている。
毛先からはぽたぽたとまだ雫が垂れていた。
「ちょ、…なにして、」
眉間にシワを寄せて睨む彼女に無言で近寄る。
途端に強張る彼女の両手を掴んで頭の上で拘束すると、体ごと脱衣所の壁に押し付ける。
逃げられないように両脚の隙間に膝を割り入れた。
そのまま鼻と鼻が触れ合いそうな程近くまで顔を寄せる。
「オマエ、オレの告白は逃げたくせに違う地方で男作ってたのかよ」
「はぁ？！」
裸に近い格好でオレに迫られている恥ずかしさなのか、涙目で顔を赤らめて睨みつけているが何も怖くない
そのまま噛み付くようにキスした。
何度も角度を変えて、呼吸する暇も忘れるぐらいに夢中で彼女の唇に自分のそれを重ね続ける。
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華棚 - 「恋に恋して」良いですね！名○偵コ○ンで知って大好きな曲の１つです！ (2019年12月12日 21時) (
レス) id: 2a7a7ec279 (このIDを非表示/違反報告)
pusupusu(プロフ) - 華棚さん» 頼りにというよりは、雰囲気だけ味わってます。この作品だと切ない系の曲をいっぱい聴きますよ〜 (2019年12月8日 22時) (レス) id: 6d6a05232d (このIDを非表示/違反報告)
華棚 - アスノヨゾラ哨戒班も倉木麻衣さんの曲も良いですね！私には倉木麻衣さんは恋愛系が多いイメージがあるのですが、それを頼りに小説を書いているのですか？ (2019年12月5日 19時) (レス) id: 2a7a7ec279 (このIDを非表示/違反報告)
pusupusu(プロフ) - 御巫さん» コメントいただきありがとうございます。特にテーマソングはございませんが、皆さんでお好きに当てはめて楽しんでいただければと思っております。余談ですが、わたしはいつも倉木麻衣さんの曲を聴きながら書いてます。 (2019年12月5日 12時) (レス) id: 6d6a05232d (このIDを非表示/違反報告)
pusupusu(プロフ) - 華棚さん» とても嬉しいコメントありがとうございます。わたしの好みが爆発してる作品ですが、これからも温かく見守って頂けると幸いです。 (2019年12月5日 12時) (レス) id: 6d6a05232d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pusupusu | 作成日時：2019年12月2日 21時
