何度でも君に恋をする【EXO】

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「セフン、次はどこに行くの？」


SE「次は江ノ島の水族館」


「わぁ、実は前から行ってみたかったの」


SE「だと思った。
A好きでしょ絶対、そういう所」


……はい、大好きです

好きだけど、何でセフンには分かるの？



目的地へ向かう途中、セフンより楽しんでいる自分に気づく


テギョンと別れてから、こんなに楽しい気持ちになれたのは初めてかもしれない




八景島シーパラダイス


小学生の頃、家族で一度だけ訪れた事がある

でも、その記憶は今となっては曖昧なものになっていた


シーパラダイス内では、私はまるで子供の頃のように年甲斐もなくはしゃいだ


大水槽の鰯の群泳
クラゲの水槽
イルカのショー
コツメカワウソの餌やり


イルカのショーは想像以上の迫力で、
周りで歓声を上げる子供に交じり、私も大声を上げていた


セフンも隣で楽しそうに笑っていた



楽しい時間はあっという間に過ぎていき、気がつけばいつの間にか５時を回っていた

時間が経つのがこんなに早いと感じたことが、最近他にあっただろうか



SE「そろそろ暗くなるし、今から戻ればちょうど良いかな」


「そうだね。明日からまた仕事だしね……」


SE「まだ帰らないから。
今から、今日のメインに行くから」


「…えっ？メインってどこ？」


SE「着くまでのお楽しみ。
今から東京に戻るから」



車のなかでも、どこなのかしつこく聞いてもセフンは教えてくれなかった


セフンの好きな洋楽を聞きながら
目的の場所に向かう


SE「A、お腹すいた？」


「……う〜ん、あんまりかな。
お昼、美味しすぎて食べ過ぎたかも」


SE「俺も。
じゃあ、軽くだけ食べよっか」



途中、スタバのドライブスルーに立ち寄り、
車の中で済ませた



それから車を走らせること数十分


窓の外の景色を見ていたら、突然景色が変わった


「……わぁ、お台場？」


SE「そう。ここ、夜がいいんだって」


「綺麗……、凄いね」



お台場のパレットタウン大観覧車


お台場の街並みを見渡せるこの観覧車が今日のメインらしい


綺麗にライトアップされた大きな観覧車を間近で見て、思わず感嘆の声が漏れた


「観覧車おっきい……」


SE「A、ここの観覧車に乗った事ある？」


もちろんお台場にこの観覧車が作られたことは以前から知ってはいたが、
私は来たことがなかった


「ううん、初めて」


SE「そっか、良かった。
じゃあ、一緒に乗ろう」

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「ごはん食べましたか？」、ド ギョンス

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